久しぶりの高速である。西那須野インターでおり、大田原へと向かう。登山口が分からず、少しウロウロしたが、JAの看板を見て左折、すぐに左側の空き地に車を入れた。すぐ先に(御亭山)の文字が見えた。登山口の様である。車外に出ると、風が冷たかった。

●駐車地から登山口を見る●
登山口へと歩き出すと間もなく、鳥居が立ち、石段が現れた。頭を下げ、階段を上がり始める。しかし、長い階段である。

●長い石段が続く●
石段が終わり、少し歩くと、道が分かれている。左に愛宕山の標識があり、歩いていくと、愛宕神社の前に出た。手を合わせてから、社の裏の高みに登ったが、何も無かった。

●愛宕神社●
分岐に戻る。(御亭山まであと6km)とある。広い道を下っていくと、またまた分岐になり、右への道へと進んで行く。杉林の中をのんびり歩いていくと、標識があり、土に埋もれた石段を上がって行くと、『飯縄山』山頂だった。枯れ倒木が散乱している。地形から見て、城跡の様である。丸く土盛りがされ、中は平らになっていた。

●飯縄山山頂●
倒木を乗り越え、更に進んで行く。緩く下り、よく踏まれた道を進んで行く。しかし、道があるって、本当に気持ちが安らぐ。いい道が続く。

●良く踏まれた山道が続く●
やがて、急な斜面を登りつめると、『岡沢ボッチ』山頂に着いた。山名標識が三つもある。木々の中、全く展望は無かった。

●岡沢ボッチ●
岡沢ボッチを後にして下っていくと、(黒羽高)からの道と合わさった。細い山道を歩いていくと、突然に、広い林道に出た。愛宕神社への看板があるので、ここまで車で来る人が居るのだろう。砂利道を歩いていくと、分岐になり、道路から離れ、左へと再び、山道へと入っていく。

●分岐、あと4km地点●
そろそろ(岡沢の頭)だろうと思いながら歩いていたのだが、スルーしてしまい、帰りに登った。あんなに大きな標識を見逃したとは、いかん、イカン。

●岡沢の頭山頂●
おかしいなと思いながらドンドン歩いていくと、広い場所に出た。右手から道が上がってきている。枯れ木に幾つも標識が付けてある。『八塩沢の頭』に上がってみたが、雑木の藪の中だった。ここで昼飯とした。木の根に座り、飯を食べ、コーヒーを啜る。いい気分だ。久しぶりに味わうハイキング気分である。

●八塩沢の頭●
あと2kmは、少し道路に沿って歩き、途中から道路を歩いていく。右側に展望が広がり、駐車場からは、日光の山並みや高原山が眺められた。やがて、石碑の立つ場所から木段を上っていく。

●日光連山と高原山●
間もなく、『御亭山』山頂である。360度の大展望に感動である。日光連山、高原山、那須連山、八溝山、そして、筑波山も見えている。素晴らしい景色である。

●御亭山(幸ノ峰)山頂からの那須の山並み●
真っ青な空が広がっている。そして、太陽が一杯である。自然と気持ちがウキウキしてくる。ベンチに腰をおろしてしばらく景色を眺めていたが、寝たくなり、ベンチに横になった。ううー、気持ち良い。
しばらく横になっていてから、山頂を後にして、(希望ヶ峰)まで歩いた。ここの眺望も良かった。道路に下り、のんびり登山口へと戻った。

●御亭山ベンチにて●

●御亭山遠望●

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