優しい風ー山の彼方に

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2020/12/22

「高鳥屋」　　山歩き

　唐沢山県立自然公園に向かって車を走らせる。今回は、佐野市冨士町にある梅林公園から林道を歩き、三角点峰高鳥屋に立とうと思う。グーグルを見たら、いつの間にか、山名が高鳥屋山と表記されていた。困ったものである。
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●青空の広がる梅林公園に車を止めた。昨日より暖かく感じる●
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●支度をして梅林公園の中を北へと向かって歩き出す。見晴休息所の鉄塔が見えている●
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●鳩ノ峰北側からのコースが左手に下ってくるのだが、通行止めになっている●
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●堰堤の前で梅林公園は終わり、右へとガードーレールのある林道に出て、落葉を踏んでいく●
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●二つ目の溜池が緑色の水面を見せる。沼畔の木に〈熊が出没〉の看板があり、ちと緊張する●
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●しばらく陽の当たらない林道を歩いて行くが、既にけっこう汗をかいている●
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●次第に高度が上がり、展望が良くなってきた。左奥に栃木佐野市境尾根が陽に輝いている●
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●更に進んで行く。左手木々の間から逆行の中に鳩ノ峰が黒々とした山容を見せる●
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●右手斜面が大きく崩れ、土色の山肌を見せている●
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●少し下り気味に進んでいくと、中央奥に高鳥屋のピークが顔を出した●
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●陽が当たってキラキラしている尾根を振り返ると、真っ青な空に白く光った鉄塔が立ち、奇異な感じがした●
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●汗を垂らしながら進んでいくと、やがて、関東ふれあいの道との出合いが見えてきた●
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●関東ふれあいの道は歩かず、高鳥屋に向かって林道を進んで行く●
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●高鳥屋登り口に着いたが、ここからは急登なのでスルー、北側の取り付きまで歩いた●
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●踏み跡に入って少し歩くと、右へと新しい道が出来ていたので、歩いて見た●
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●小尾根まで続いており、小尾根を一登りすると、北側の小突起に登り着いた●
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●ここからは元の道となり、深い落葉を踏みながら進んで行く●
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●急になった斜面をゆっくり足を上げていくと、間もなく●
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●見晴らしのいい〈高鳥屋〉山頂である。以前の藪に覆われた山頂は今、こんなにも展望のいいピークになってしまった●
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●もちろん、二等三角点標石〈点名・栃本〉の頭を撫でてから●
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●広がる風景に目をやる。白銀の山肌を見せて遠く浅間山が見える●
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●東には太平山の山並みから岩船山、みかも山などが眺められた●
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●西に歩いて〈山神〉様に手を合わせ、風景を眺める●
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●赤城山から袈裟丸連峰、皇海山、そして、日光連山が広がっている●
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●少し右に目をやれば、葛生の家並みが広がり、三峰山が見え、右手手前に諏訪岳があり、その左奥には、長坂山が認められた●
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●素晴らしい展望である。ピークに戻って倒木に腰を下ろし、楽しみのコーヒータイム、風も無く、温かい日差しに包まれて、ついつい長居をしてしまった●