谷脇康彦(たにわき・やすひこ)  84年、郵政省(現総務省)入省。OECD事務局(在パリ)ICCP課(情報・コンピュータ・通信政策課)勤務(87-89年)、電気通信局事業政策課課長補佐(93-97年)、郵政大臣秘書官(99-00年)、電気通信局事業政策課調査官(00-02年)、在米日本大使館ICT政策担当参事官(在ワシントンDC、02-05年)、総合通信基盤局料金サービス課長(05-07年)、同事業政策課長(07-08年)を務め、08年7月より現職。ICT政策全体の総括、通信・放送の融合・連携に対応した法体系の検討、ICT分野の国際競争力向上に向けた施策展開などを担当している。著書に「世界一不思議な日本のケータイ」(08年5月、インプレスR&D)、「インターネットは誰のものか」(07年7月、日経BP社)、「融合するネットワーク」(05年9月、かんき出版)。日本経済新聞(Nikkei Net) ”ネット時評”、日本ビジネスプレス”ウォッチング・メディア”などへの寄稿多数。

2006/10/29

休みの日は自転車で。。。  エッセイ

休日出勤が大好きなタニワキは、住居のある新宿大久保から霞ヶ関まで自転車で向かうことが多い。新宿から霞ヶ関というと随分遠いように感じるが、実際には自転車で30分、そして徒歩でも1時間半程度の距離。新宿通りを使うとアップダウンもそれほどある訳ではない(靖国通りは大変です)。

皇居の周りは夜など草の香りと虫たちの大合唱で快適。東京のど真ん中であることを忘れてしまう。思わず深呼吸してしまう。霞ヶ関から新宿通り経由で帰宅する際には、麹町や四谷を越え、新宿三丁目のあたりから北上し、自宅へ向かう。自宅が近くなって、職安通りとか大久保通りが近づくと、韓国の言葉や看板が表れるようになり、「あぁ、帰ってきたぁ」という感じになる。ホッとする。

大久保界隈は韓国をはじめアジア各国のお店が軒を連ね、それはそれはにぎやか。韓国の焼肉料理などは感動的にうまい。豚三段バラなどはぜひお試しあれ。それにしても、韓国の料理屋さんだけでなく、アジアの食材を扱うスーパーなども多い。近くのドンキホーテにはワイシャツのコーナーに「ホストさんに最適!」と書かれていた。そう、この界隈がホストの皆さんが生活している場でもあります。朝の牛丼屋さんでお兄さんたちがかき込む丼、働いているのは中国からの留学生の劉さん、そんな感じの町だ。自転車の不法駐輪禁止の看板も日本語、英語、韓国語、中国語の4か国語で書かれている。韓国のキリスト教会が多いのも印象的。

実はアメリカでは毎週韓国スーパーに行っていた。韓国スーパーに行くと、日本の食材がなんでもそろう。日本だけでなく、アジアの食材は何でも。というわけで、アジア各国の人たちが押すな押すなの大繁盛。アジアはひとつ、という感じがしてくる。そんな生活をしていたので、帰ってきてすんだ町が大久保というのは、アメリカ生活の延長線上にある感じがしてとてもよい。住めば住むほど味のある町、そんな表現が正しい大久保界隈である。
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