谷脇康彦(たにわき・やすひこ)  84年、郵政省(現総務省)入省。OECD事務局(在パリ)ICCP課(情報・コンピュータ・通信政策課)勤務(87-89年)、電気通信局事業政策課課長補佐(93-97年)、郵政大臣秘書官(99-00年)、電気通信局事業政策課調査官(00-02年)、在米日本大使館ICT政策担当参事官(在ワシントンDC、02-05年)、総合通信基盤局料金サービス課長(05-07年)、同事業政策課長(07-08年)を務め、08年7月より現職。ICT政策全体の総括、通信・放送の融合・連携に対応した法体系の検討、ICT分野の国際競争力向上に向けた施策展開などを担当している。著書に「世界一不思議な日本のケータイ」(08年5月、インプレスR&D)、「インターネットは誰のものか」(07年7月、日経BP社)、「融合するネットワーク」(05年9月、かんき出版)。日本経済新聞(Nikkei Net) ”ネット時評”、日本ビジネスプレス”ウォッチング・メディア”などへの寄稿多数。

2009/8/10

週刊タニワキ(8月10日)  週刊タニワキ

 3日(月)、朝10時過ぎのフライトで北京へ。空港近くのベンダーの工場にて携帯電話の製造過程などを見学。世界の携帯の約半分を中国で生産しているというのにびっくり。基本型を作る。そしてキャリアごとの要望に応じてカスタムメイドして近くの空港から世界に製品を送り出す。強烈なスケールメリット。中国は世界の工場になっている。日本の事業モデルではこういう端末製造は無理。
 市内に入って、科学技術部に表敬訪問。先方もクールビズ。中国の政府機関の経済温度は26度なんだって。日本より2度低い。
 その後、ホテルに向かうが、交通渋滞がひどくて時間がかかる。北京では軽四をほとんど見ない。中国との合弁で作ったアウディ、ベンツ、フォルクスワーゲン、トヨタなど。大きい車が多い。一種のステイタスなので大きい車が多いのだとか。とりわけアウディは政府関係者が使っているのでステイタスが高いとか。車もキレイ。発展している国は違う。
 ホテルにて、中国側とIPv6関連プロジェクトの打ち合わせ。終わって、北京ダックを食べる。フォアグラなんかも出てきて大満足。

 4日(火)、朝9時から市内のホテルで通信競争政策のセミナー。中国との間で競争政策のセミナーができるとは。感慨至極。「スマートユビキタスネット」という言葉が意外と受ける。クラウドの話も出る。中国語では「雲計算」というそうだ。そのまま。
 午後、デジタルアーカイブ関連の打ち合わせを故宮にて。戻ってセミナーに参加。ほぼ予定どおりに終了。夕食の時間まで古い町並みを歩く。ちょうど晩御飯の準備などをしている。魚屋の店先ではフナが桶から飛び出している。パンツ1枚の子供達が遊んでいる。年寄りが路地でぼんやりしている。混沌としていて、エネルギーがある。なんとなく懐かしい雰囲気。こういう中国は良いなぁ。
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 いったんホテルに戻った後、歩いて行ける羊肉の火鍋(しゃぶしゃぶ)のお店にて内輪の食事。タレがエスニックでこれだけだとつらいので、黒酢と醤油をもらって和風タレを作って食べる。帰路、ブラブラ。地下街も新宿あたりと変わらない。本当に整備されている。携帯電話の値段が結構高いのにびっくり。10万円くらいするものも。
 今回も出張の日程が詰まっていて、博物館とかいけなかった。次回こそ。

 5日(水)、朝6時半にホテルを出て空港に向かう。3時間半程度のフライトは映画を観るには中途半端。行きは米映画「ソロイスト」をみた(つまらなかった、とほほ)が、帰路は読書。飛行機は予定より早く午後1時前に成田到着。
 予算関連の打ち合せ数件。5時、神楽坂近くのデジタルコンテンツ関係の会合に顔を出す。6時、お茶の水にて国際競争力関連の勉強会で講演1時間半。講演の前にご紹介いただく際、「タニワキカチョーはブログ“たにわき日記”でもお馴染みです」と紹介していただいた。なんかオトコ真鍋かおりになった気分。「私もプログレファンです」という方が会場に2名。ブロードバンドプログレ協会でも作ろうかな?さて、その近くで別の会合に顔を出す。その流れで赤坂に流れ、久しぶりに深夜まで飲む。出張帰りのバッグを転がしながら都内を走り回った。

 6日(木)、午前中は静か。メール処理と資料整理。昨日までに書いた原稿を1本送るこの夏は短い原稿を何本が書く予定。予算関係の打ち合せ。
 午後、国際競争力関係の打ち合せ。取材1件。上海で見つけたというミニiPhoneをみせてもらう。iPhoneの2分の1程度の大きさ。概観はそっくり。なぜかラジオが聞けたり、windows media playerが入っている。裏蓋も開き、micro SDが使える。SIMも差せる。すごい!でも画面タッチのレスが遅かったり、なんとなく違うんだけど。
 夜、並木橋の大衆イタリア料理。めずらしく霞ヶ関関係の皆さんと(霞ヶ関の連中と食事することは、私の場合、先ず無いのです)。こういう皆さんと一緒になると、何省の誰が○年入省で、誰々と同期ですわね、みたいな話が多い。それはそれで、聞いてて結構面白いんだけどね。

 7日(金)、午前から特に予定した仕事もなく、ゆっくり資料整理でも。。。と思ったら大きな間違いで、予算・税制関係の打ち合せがずっと続く。
 午後、記者クラブでのブリーフィング。来客数件。でも、夏休みモードでお客さんは少ない。
 夜、年1回の郵政省の同期会。「お互い変わらないね」と、明らかに25年分歳とった顔でお互い語り合った。

 8日(土)、午前中は来週使う資料作成。午後、ジョン・ウー監督「男たちの挽歌」。銃撃シーンはさすがだが、冒頭の「幸せだった頃」の描写がださい。音楽の使い方もまずい。でもなんか印象に残る映画。昼、ヨメさんの旧友が来訪。中野駅前に総理が来ていた。サンプラザは男達の群れ。モーニング娘。のコンサートらしい。夜、甥っ子達が来訪。

 9日(日)、新宿武蔵野館で香港映画「コネクティッド」を観る。傑作。米国映画「セルラー」のリメイクだが、全体の流れもよく、幾つもヒネリがあり、素晴らしい。夏の娯楽モンとしては最高。帰路、佐世保バーガーを買って帰る。バンズも少し焼いていて、美味しい。600円もして高いけれど、それだけのことはある。午後は部屋でジャズを聞きながら読書。
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