谷脇康彦(たにわき・やすひこ)  84年、郵政省(現総務省)入省。OECD事務局(在パリ)ICCP課(情報・コンピュータ・通信政策課)勤務(87-89年)、電気通信局事業政策課課長補佐(93-97年)、郵政大臣秘書官(99-00年)、電気通信局事業政策課調査官(00-02年)、在米日本大使館ICT政策担当参事官(在ワシントンDC、02-05年)、総合通信基盤局料金サービス課長(05-07年)、同事業政策課長(07-08年)を務め、08年7月より現職。ICT政策全体の総括、通信・放送の融合・連携に対応した法体系の検討、ICT分野の国際競争力向上に向けた施策展開などを担当している。著書に「世界一不思議な日本のケータイ」(08年5月、インプレスR&D)、「インターネットは誰のものか」(07年7月、日経BP社)、「融合するネットワーク」(05年9月、かんき出版)。日本経済新聞(Nikkei Net) ”ネット時評”、日本ビジネスプレス”ウォッチング・メディア”などへの寄稿多数。

2008/4/6

そうだ、京都も行こう!  エッセイ

 今年は桜をとことん楽しみたいなぁと考えていた。たまたま知人のお誘いもあり、思い切って京都まで花見に。1月に京都でタクシーに乗った際、運転手さんに「紅葉は比較的足が長いけど、桜はあっという間だからうまくタイミングを合わすのは難しいよ」と言われていたが、どうも今回はピッタリだったようだ。
 金曜夕方、早々に仕事を終えて新幹線に飛び乗る。この段階で心の中では渚ゆう子の「京都慕情」が流れている(古くてわからない人は置いて行きますからねっ)。到着後、木屋町にあるお店で京料理。お豆腐料理など。美味。その後、お茶屋バーをのぞく(初めての体験)。京都は何度も来ているが、あまり夜の町をうろついたことがなかった(途中下車とか日帰り出張とかが多い)ので、じっくりと町を歩く。ライトアップされた街、そして桜が美しい。街中に川があると、とても落ち着きがあって良い。
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 なんでも町並み保存地区では外壁は壊せないので、家の中を半地下みたいにしてやっているバーなんかもあるんだとか。へぇ。こういう世界があるんだなぁ、京都。
 翌朝、7時頃にはすごい人出。ともかく醍醐寺へ。太閤秀吉が庭の整備をして女房殿たちと花見をした「太閤の花見」で有名。それにしても、これはどうだ。満開です。
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 このしだれ桜などいかがでしょう?まさに「醍醐味」です。
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 お寺の方も「いやぁ、きょうが最高でしょうね」とのこと。しかも、早咲きのものも遅咲きのものも、下の写真のように今年はまとめて咲いているとのことで、「これはちょっと記憶にないくらい珍しい」とか。
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 建立されてから1千年を誇る五重の塔と桜の組み合わせも見事、ビューティホー。昭和に建立された建物はよく修繕が必要になるらしいが、昔の建物は本当に丈夫だとか。往時の技術の高さが伺える。
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 お寺で精進料理をいただく。お寺の施設をお借りしてだったが、ゆったりとした時間をすごすことができた。続いて、知恩院へ。こちらも桜は素晴らしかったが、何せすごい人ごみで休日の竹下通り並みの混雑だった。夜に東京に戻る。
 今回京都の桜を生まれて初めて堪能。大満足でした。
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2008/2/12

北海道旅行  エッセイ

 ひょんなことから北海道に行ってきた。
 8日(金)午後7時過ぎ、北斗星で上野から札幌に向かう。鉄男さん達がアチコチで写真を撮影している。なぜか停車時間をストップウォッチで計っているお兄さんもいる。貴重なデータなのだろうか?たまたま2人部屋がとれ、駅弁やら酒を買い込んで乗り込む。適度な揺れが心地よく、10時くらいにはスヤスヤ。明け方5時半頃、外を見ると既に雪景色。まもなく青函トンネルに入る。30分くらいで北海道側に出る。札幌到着は11時過ぎ。そのまま大通り公園の雪祭りの会場へ。雪像がでかい。歩き疲れて近所のステーキ割烹で食事。午後もすすき野の氷彫刻を見て、再び大通り公園の雪像を見てまわる。あたりのビルにソープランドがいっぱい入っているのが印象的。だんだんあたりが暗くなる。雪像が部分的に青く光ったりし始める。陽が陰ってくると底冷えしてくる。寒い。耳が切れそうに痛い。ライトアップされた雪像も見終える。外国、とくに中国をはじめとするアジア各国からの観光客が多い。
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札幌駅に戻り、電車で小樽へ向かう。快速で30分強。ホテルに荷物を置いて、食事に出かける。地元の人達で賑わう居酒屋「浜茶屋」に。隣の2人組のおじさんが話しかけてくる。
「どこから来たんだ?」
「あっ、東京です、新宿あたりで。」
「泊まりはどこよ?札幌?」
「いや、札幌の雪祭り見てからこっちに来たんで。ここに泊まります。」
「雪祭り、おれは見たことない。小樽の方がいいでしょ?」
「うん、落ち着いてるし。個人的には小樽の方が札幌よりいいですねぇ」
「そうだろう、そうだろう」
と喜んでいただく。お店の人にも一合お酒を負けてもらうわ、刺身盛り合わせに頼んでないホタテもサービスしてもらって大満足。小樽の町は至るところに氷で作った器の中にロウソクを立てて火をともしている。とてもキレイ。おなじみの小樽運河に行って見る。とてもキレイだった。ここでもアジアの人たちが多い。まるで大久保の町を歩いているようだ。
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 10日(日)、ガラスショップなどをみて、TVチャンピョンで優勝したという寿司屋で寿司とカニ汁を食べた(若旦那はビール飲みながら仕事してた)後、電車で札幌経由にて函館に向かう。函館は20年前に来て濃霧で夜景が見れなかった町。今回はリターンマッチ、そして快晴!そのままロープウェイで函館山の山頂に上り、夜景を見る。素晴らしい!写真を撮りまくる。
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でも正直言って、5分もすると飽きてくる。というわけでロープウェイに並ぶ。凄い行列。30分くらい待つ。何とか下界に降り立って、明治から続く伝統の洋食屋で晩飯。オムライスとビーフコロッケを食らう。カレーの付け合せに出てきたピーナッツやレーズンや福神漬けを「お通しじゃぁ」と言って手でバリバリ食ったり、「お前のカニクリーム、よこせ」とかやっていたら、声が大きかったらしく、周りの客に白い目で見られた。その後、倉庫の立ち並ぶ町並みの夜景を見ながらホテルに戻る。
 途中、土産物屋へ。なんでしょう?至るところにある「マリモッコリ」なるキャラ。最悪のキャラ、と思っていたら、娘が「これ、カワイイネェ」とか言っている。これ、マリモが人の形して緑のジャージ着て、アソコがモッコリしているだけのキャラ。わからん、何で受けるのか。
 11日(月)、近所の朝市へ。凄い人手。カニが、アワビが、ウニが、エビが私を呼んでいる。食堂にてウニ、エビ、ホタテの入った丼を食らい、カニ汁を飲む。「生きていて良かった」と心の底から思う。
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タクシーに乗って函館公会堂へ。途中、タクシーの運転手さんが「ここが北島三郎の出た高校だよ」と教えてくれる。とても嬉しい。サブちゃんの銅像はない。昔チヤーミーグリーンのおじいちゃんとおばあちゃんのCMに使ったという坂の上に立つ。「はぁーるばるぅー、来たぜ、はぁーこだてぇー」という気分になる。調子よく雪まで降り出す。
 坂の下まで降りてジンギスカン。荷物を持っては函館駅から電車で八戸へ。隣に座った品の良いおばぁちゃん達4名が青函トンネルを抜けると「あらぁ、こちらは青森。海の底通って、ねぇ。わぁ、信じられん、ねぇ、信じられん」とお決まりのリアクションで盛り上がっていた。八戸で1時間の待ち時間。駅にある回転寿司屋で食らう。新幹線に乗って帰宅。温泉こそ入らなかったものの、お天気もよく、とても充実しておりました。げふっ。
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2007/7/29

人間ドック  エッセイ

 金曜夜、タニワキはご機嫌斜めだった。次の日に人間ドックの予定が入っており、この日は酒を飲んではいけないといわれていたからだ。これまでも人間ドックには入ってきたが、大抵、前日の夜は酒を飲んでいた。今回は少し自制しようなんて思ってしまったわけ。400日ぶりくらいに酒を飲まなかった。
 さて、これまで人間ドックは簡易保険の施設に行っていたが、なんでも廃止されるとのことで、ならばなるべくおしゃれな場所を選ぼうと、今回は六本木ヒルズ脇のクリニックへ。共済組合から補助が出るので、どこに行っても殆ど自己負担のお金は同じなのさっ。
 中に入ると、「タニワキ様ですね?」とにこやかにお姉さんが声をかけてくる。小川のせせらぎと小鳥のサエズリのアンビエント系の音も流れている。これが結構サラウンドになっていて凄い。感動してしまった。霞ヶ関の職場にもせめてこういうアンビエント系の音を流すといいのに。
 お姉さんはテキパキしている。間違っても、昨年、池袋の簡保施設で聞かれたように、「タニワキさま、メタボリックプランの追加はよろしかったでしょうかぁ?」などと、マックにポテトでもつけるような聞き方はしない。
 しかし、このお姉さん、血液採取には相当のこだわりがあるようで、私は左腕を差し出す。
お姉さん「うーん、握ったり開いたりしてくださいねぇ。(しばらくして)違うなぁ、右手を出してみてください」
タニワキ「わかりました(と右手を差し出しつつ、)何せ太っていて血管が見えにくいですからね」
お姉さん「そうなんですよぉ」(おいおい、肯定かよ)
お姉さん「あっ、私の血管がありましたぁ」
タニワキ「私の?」
お姉さん「ええ、私の。これなんですよ、やっぱり、ほら、好みってあるじゃないですかぁ?」
タニワキ「好みっていわれても。。。ねぇ。」
 その後も順調に検査は進み、最後に医師の問診。女性の先生。ちょっと待たされる。
センセイ「ああ、タニワキさん、どうも遅れてすみませんねぇ」
タニワキ「いや、別に。どうかされたんですか?」
センセイ「実は、ここに来る途中、電車の中で気持ち悪くなってですね。2回電車から降りたもので、少し遅れてしまったんですよ」
タニワキ「センセイ、お大事になさってください」
センセイ「ありがとうございます」
なんか違うぞ、立場が。
 ともあれ、最大のイベントである胃のバリウム検査でもって人間ドックが終わり、「きょうは一杯水分をとってくださいね」という声を振り切るようにチェーンのレストランで生ビールの大にハンバーグ。ぷっはー。うまーい。やっぱり不摂生に限るなぁ。
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2007/5/3

Joostを試してみた  エッセイ

このゴールデンウィークは天気がはっきりしていて、快晴の日は本当に朝から気持ちが良い。出勤ルートもいつもと違って、戸山公園を突き抜けて新緑を楽しみつつ。藤の花がきれいだったので、思わず携帯で撮影。たぶん、周りから見たら変なオジサン。
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話はいきなり変わるが、申し込んでから随分待ったJoostのinvitationが届いたので、さっそくソフトをダウンロードして試している。P2P型の新しい動画配信技術。なかなか良い。これは期待できるのではないか。

このブログも1万アクセスを突破。皆様、ありがとうございます。「どうじゃ、1万じゃ」と息子に威張ったら、「ボクのサイト、25万アクセス越えたよ」と、専用サーバーまで借りている本人は申しておりました。がっくり。
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2007/4/16

赤い指  エッセイ

東野圭吾「赤い指」を読む。小説を読むのも久しぶりだったが、文章が読みやすく、簡潔で要を得た記述。内容は読んでのお楽しみだが、前半からの仕込みが後半で畳み込むように効いてくる構成力、ほろっとくるエピソードの数々に感銘を受けた。もともとミステリーを読み始めたのは東野圭吾の作品から。彼の作品は個人的にはものすごい傑作とまったく読む気のしない作品に大別されるが、この「赤い指」は傑作。最後は電車を降りて、そのまま駅のホームで通読してしまった。。。
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