2007/10/19
先日の休日、夫がゴルフの為一人で銚子に行ってきました。
まずレトロな銚子電鉄の人気には驚きました。土曜日の午後の犬吠埼の駅は、大混雑!!「ぬれ煎餅」・・私は、残念ながら美味しいとは思いませんでしたが・・・も、本当によく売れていました。
犬吠埼では、目の前に180度の弧を描いた水平線が広がり、まさに地球が丸いことを実感できました。白亜紀の断層が見られるという海岸線の散歩道で、海に向かって歌っている女のように見える岩を発見!その目がとても寂しそうに見えて、思わずシャッターを押しました。海の女神なのか・・・・?なんて妄想できるのも一人旅の醍醐味です。!
しばし犬吠埼の波の音を楽しみました。波の音はいつ聞いても母のお腹の中にいるような安らぎがあるます。
帰りの銚子電鉄で、犬吠崎駅のボランティア観光案内の女性が電車に乗り込んできてまで、情熱的に車窓から見える景色や、駅周辺の案内をされました。
彼女の情熱が車内の人に伝わるのか、よそ見や仲間と話していた人もいつか彼女の話に耳を傾けて、最後はほぼ全員が聞いていたと思います。
私は、彼女のふるさとへの無償の愛と誇り、長い生活の体験からくる知識が人に耳を傾けさせたのではと思います。人に耳を傾けて聞いてもらうために、広告業界はしのぎを削っているのでしょうが、まずはじめに、何よりもその事に対する愛と誇りが大切なのですね

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2007/10/13
コンサートを終え、多くの方に「癒された」「暖かなコンサートだった」「ふるさとを思いだして胸があつくなった」「トークに共感した」など、励まされる感想を頂きました。
私はコンサートのトークで始めて泣いてしまったのです。
涙もろくなったのは歳の性だけではありません。心からの感謝の気持ちが、思わず私を泣かせたのです。
今の気持ちを、正直に話した私に多くの人が共感してくださったのは、本当に嬉しいことです。
歯を食いしばって、「負けるものか」と無駄な争いもしてきた私ですが・・・・・今、感謝の気持ちを忘れないことが、私の心を、こんなにも穏やかにしてくれることを、この歳になった初めて理解しました。
迷い、横道に逸れながら、なんとか「求める」ものに向かって歩いてきて良かったと、今感じています。
またそろそろ、初心に帰って演奏会の準備を始めたいと思っています。
待つのではなく、いつも自ら歩いてきた私・・・・・私のできる唯一の特技は、迷いながらも、求めているものに向かって、自ら歩みだすことかもしれません。
「求めない」という加島祥造の詩が、今人気だと聞きます。http://www1.e-hon.ne.jp/content/photo_9784093877220_01.html
でも、私は「求めない」のではなく、夢を「自らに求めて」生きていきたい・・・・でも、その夢以外の「多くを求めない」「人に求めない」「物に求めない」で歩んでいきたいと思います。
9月のコンサートに協力していただいた人、そして何よりコンサートに来ていただいた人に、もう一度心からの感謝の気持ちを伝えたいと思います。
ありがとうございました。

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