2008/2/19
2008年4月28日品川区の「きゅりあん」でコンサートをします。
今回は、編鐘の音・音楽に動きをつけてくださるのは、
[プラスティクアニメ」というリズム教育などに
使われる子供音楽教育法の一つ「リトミック」の1分野を研究されているグループ
[アンサンブル・ユーリズミックス]です。
まさに「音を見る」ことができるのです。
音は聞くだけでは、空気の流れに漂いながらもやがて消えていきます。
その消えていくまで、そしてその音の余韻に、
音の素晴らしさがあるのです。
しかし、人間が草原で生活するようになって最も発達してきた
「視覚」を使って音を動きにして、
より鮮明に音を感じていただけることを期待しています。
[アンサンブル・ユーリズミックス]は、皆さん音楽家ですが
動きもとても洗練されています。
[アンサンブル・ユーリズミックス]の皆さんの
動きはあまりにも自然なので、感動的です。
音の振動に体を合わせることが、
人間の細胞の極限的にマクロの世界である量子
(波動と考えられる)のゆらぎと共振してくるのでは・・・
と私は思っています。
共演する組曲は「音曼荼羅」
全てのものの始まりから終わりまで・・そしてそれが又新たに生まれていく
森羅万象の流転を5曲の組曲にしたものです。
静寂(しじま)のなかから・・・
無の世界に起こるかすかな動き
生まれいずる・・・・・・・・・
生まれでる大きなエネルギー
はぐくむ・・・・・・・・・・・
生まれた命は、はぐくまれる
時をまつ・・・・・・・・・・・
成長した命は、最後の時に向かって時を刻む
満ちる・・・・・・・・・・・・
時が満ちて、命も満ちて輝く最後の時
これが私の考えた音曼荼羅です。
川が海と合流するとき、海へ海へと流れてきた川の
最後の満ち足りた大きなエネルギーを、川の曲を作る度に見てきました。
そして私は、死は終わりではなく、
満ちて次の世界へと通じることを実感したのです。
しかし「でも人生は、時を待っている時間が長いわね」と
私の友人が言っていました。
ホント!この間が、一番長いですね!
でも自分だけのゴールに向かって、川のようにひたすら流れていけば
満ちる時がきっとくる!と私は信じています。

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