2008/10/21
京都での撮影の写真をさらに見ていただきます。
10月8日は下賀茂神社の鎮守の杜で、平安遷都の前(794年以前)の自然を残している糺の森 ・・・宮崎アニメの「もののけの森」に似た植生・・・で巫女のように、復元された銅鐸を打ち鳴らしました。
その銅鐸は、[和銅寛 小泉武寛] http://www007.upp.so-net.ne.jp/wadokan/
が制作されたものです。
私が気力を込めて打つたびに、音は森に響き、私はさらに深い森に誘われていきました。そして、まるで子宮の中のような安らぎと静けさ・・・命の源にたどり着いた気がしました。
私は私ではなく、私を離れて自由になったと感じました。
私は、打つ音の結果を全く気にしなくなり、私の音を信じることができました。
演奏が終わったとき、全スッタフの拍手で迎えられました。
今振り返って、古代の人々が、「どのように音世界をもっていたのか?」を微かに
感しました。
音で危険、獲物を捕らえていた古代は[音は命そのもの]だったのです。
また、人々は音の中に[神]を感じ、祈っていたのではないかと思いました。
素晴らしい体験でした

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2008/10/1
お蔭様で、下記のBSハイビジョンの番組に案内役と京都の音を音楽にする編鐘演奏家として出演します。
「京都の音シリーズ」(すべて仮称)〜京都の鐘の音〜
〜京都のまつり〜
〜京都音絵巻〜 放映 11月末予定
私が音について感じてきたこと(下記)を
【暮らしの中の心の世界を支えてきた音の存在】
【受け継がれてきた祭りの音の中に息づく人々の祈り】
【京都の今の音たちのハーモニーに耳を澄まして未来を考える大切さ】
言葉と音楽で発表できることは、なんて幸運なのだろうと思います。
諦めず活動してきたことが、この番組に繋がったとカッコイイこといいたいのですが・・・。
ワガママに自分のやりたいことをしてきた・・・人に助けられながら・・・時にヨロヨロとして・・・。
しかし振り返れば、やっぱりひたすら私の道を歩いてきたのかも! クス〜〜〜ン
オセンチになるのはまだ はや〜〜〜い
とにかくまだ大きな最後の山〜演奏シーンの撮影と演奏のスタジオ録音
がんばりま〜す。
年甲斐もなく空を飛べるかといつまでも夢見る私・・試みることに意義ありか??? 沖縄の島にて

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