9日に東京シューレ葛飾中学校に行ってきました。
この学校は色々な事情で、不登校なった子どもたちが多く通っています。木曜日は自由な授業が組まれているので、自由参加ですが、予想外に参加者が多く、「何やるのかな?」と興味があったようです。
イヤー・ゲームを体験してもらいました。
学校には行ったとき、あまりに静かで少し心配でしたが、みんなが集まってくると喧しくて安心しました。
とても熱心に意見を言ってくれる子どもと、何も言わず静かにうつむいている子どもなど、どこの学校でもある風景でしたが、他の学校よりそれぞれの子供の個性が強いと思いました。
そのためか、イヤー・ゲームのドレミから始まらない、自然を写す不思議な音楽つくりを楽しんでくれました。感想も楽しかったが多く、みんなの表情も明るかったので私は、満足でした。
きっと自分の個性を持っていて、みんなの基準に簡単には合わせられない子どもたちが多く、その子の個性を認めて、育む「イヤー・ゲーム」は、こういう個性的な子どもたちに向いているのではないかと思いました。
私も中学時代は、みんなからはみ出さないように、毎日それだけを心配していたように思います。個性は大切なのに、日本の学校生活では個性的なことは、その人を目立たせ、いじめの対象になるのです。
自分をひたすら隠して過ごす青春は、「黒春」と呼ばなければ・・・
この学校は、むしろ個性を生かす「希望の学校」私は思います。

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