夏休み前に、福島の会津若松に移転している「避難区域の大熊町の小学校の2校の子どもたちに会うため」楽器をのせて、車で行ってきました。
末永校長先生のお声掛けで、1〜4年生68名がお昼休みの時間に体育館に集まってくれました。
校長室の前にある大熊町の地図には、核廃棄物中間貯蔵施設の予定地が赤く大きく囲まれていました。大熊町の半分くらいが予定地でした。そのため、永住する土地を求めて転校していくので、年々生徒が減少しているそうです。
子どもたちは元気で、はきはきしていて、神奈川の同じ年代の子どもたちと比べると「しっかりして、お利口さん」でした。慰問に様々な人が来るらしく、みんな場馴れしているのは確かですが、苦労した体験が子どもを成長させていると思いました。
子供たちが、この体験を未来に生かしてくれるだろうと、きりっとした子どもたちの顔を見て感じました。
和編鐘の音は初めてらしく、意外におとなしく聞いてくれました。
給食の後で眠くなる子もいたようです。演奏しながら、「眠っていいのよ!」とココロで言っていました。
「響き愛コンサート」としましたが、和編鐘の音を心のどこかで記憶していてくれるかも・・と嬉しい期待をもって、3時前に小学校を離れました。
子どもたち、校長先生、教頭先生がた ありがとうございました。

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