先日横浜国立の大学院の特別講座で「心の耳をそだてるイヤーゲーム」を講義する機会をいただきました。
サウンドゲーム・音で会話ゲーム・描く譜・採譜などを試みました。受講者は学校の先生で大学院に通っている人が多く、感性も豊かで理解も早いので講義はとても盛り上がりました。
この講座で、
「鳥の声は身近に鳴いている時しか気づかなかったけれど、遠くから、近くから、そしてその中間の場所から立体的に聞こえてきて驚いた」

「自然の音・自分の音・人の音に耳を澄ましていると、心に音が入ってきて「心の耳」で聞いてる自分に気付いた」と、後で受講者に感想をいただきました。
心を澄まして(心の耳で)聴いてみると、耳では聞こえない音が聞こえてきて、自分や人や自然がコミュニケーション(共感)しているのがきこえてきますよ!!
きっと!!!!
横国の秋もなかなかでした。空の雲を採譜する受講者・・・素敵な音になりましたよ!
簡単なゲームの説明ですが、体験しないと分かりにくいと思いますが・・・。
サウンドゲーム
周囲の音・身体の中の音を聴きA4用紙にえがく。
音で会話ゲーム
太鼓や手拍子など音で「コトバ(挨拶・果物の名前)」を当てるゲーム
描く譜
時間の経過で聞こえた音を描いていく(サウンドゲームの時間入り)
・・・・・後で描く譜が楽譜となり音楽となる
採譜
透明な五線紙で風景に潜む音を写し取る
・・・・後でその風景のメロディーとなる。

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