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2009/10/11
「嫁ぐ日」
9月は、末娘の新横浜での結婚式。また10月は長女が、結婚のため京都に引っ越した。
「私は嫁ぐのね!」古風な長女の言葉に、そうだこの娘は「嫁ぐ」のだと、改めて私は思った。「嫁ぐ」とは、女偏に家・・・女は嫁ぐことで家を担う・・・ということ?
思い起こせば、「女だってしっかりと社会で活躍できる」「家の大黒柱として経済的に支えられる」と、私は若い頃考えていた。家庭を守るという女の役割の大きさを、全く自覚していなかった。
社会で輝く女性を賞賛する時代の流れの中で、父を支えて控えめに振舞う母の姿が、あの頃の私には、美しいと思えなかった。それと比べて活躍している女性の記事や写真などを新聞や雑誌で見ると、なんとまぶしかったことか・・・・・・。
今の若い人たちは、私のような母親に育てられ、女も仕事、仕事!というオマジナイのように言葉を聞いて育ってきたのかもしれない。
しかし 私の見ているところでは、我が家の「嫁いだ娘」2人は、以外にも家庭を大切に、夫を支えている。親の再婚という大きな家庭の変動を体験したことが大きいのではないか・・・?ある意味では、人間万事「塞翁が馬」!!
「女は存在そのものが、意味がある」と、養老猛司先生がテレビで言っておられた。
「男は、男になるために努力しなければならない」とユニークな子育て法で有名な鹿児島の保育園長が言われた。
確かに女は、日夜訓練や努力しなくても女の役割、母としての役割を本能的にできるはずだし、今までやってきた。本能で母や本能で女であることは、むしろ今の若い女性が、素直に受け入れにくいことかもしれないが、子育てに大切なことは 人間の本能に素直でいることかもしれない???と思うこの頃でした。
孫の愛加です・・・おばあちゃん馬鹿で〜〜〜す。

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投稿者: 長谷川有機子
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