17日の六華苑でのコンサート。
六華苑(旧諸戸清六邸)は山林王といわれた桑名の実業家二代目諸戸清六の邸宅で明治44年に着工、大正2年に
竣工したもので、特に洋館部分は、鹿鳴館等を設計し「日本の近代建築の生みの親」と呼ばれたジョサイア・コンドルが手がけた地方唯一の作品。国の重要文化財。
洋館ではなく和室でコンサートをしました。いつも六華苑のコンサートを楽しみにしている方々や、和編鐘や明珍火箸、ライアーなど変わった楽器の演奏に大きな興味を持ってこられた方など、お客さんが積極的に質問などされる、一体感のあるコンサートとなりました。
明珍火箸の宙音さん ライアー佃文子さんと共に。
これには照明が明るく写っていますが、全体としてほの暗く、その空間が穏やかに思えました。
節電ではなく、その暗さを楽しむ暮らしがあったのだと感じました。


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