2007/5/31
先日、相武台下の「常福寺」http://www.jofukuji.or.jp/というお寺に行ってきました。京都では、「道を歩けば、お寺にあたる」というほど「お寺」が多かったのですが、コンサートの会場になるようなお寺を探すのは、相模原ではさすがに大変です。
相模川の東の河岸段丘にあり、緑につつまれ、静かで、のどかなお寺でした。庭が京都の竜安寺に似て、石と白砂が美しく、心癒されるひとときを過ごしました。
しかし和尚さんのお話では、京都の庭をまねて作ったが、大失敗!京都と違い風が強く木の葉のお掃除が、毎日タ〜イヘンだということです。
確かに私も、東京や神奈川では風が強いのによく驚かされます。京都では台風かと思うような風が日常的に吹くのですから・・・・。細かい作業が、屋外ではやりにくく、庭もオオザッパになるのでは・・・・と思います。それを木の葉一つ落とさない庭にされているのですから、それは大変だと思います。
しかし和尚さんのさっぱりされているのも、「悩みまですべて飛ばしてしまう風」のせいかも?くよくよしない江戸っ子の気風は、ここからきたのか??
考えてみれば、京都の文化も、風が強ければもっと変わってた?・・・舞妓さんのだらりの帯が、風に吹かれて大きく左右にゆれていたら・・・ぼんぼりの付いたかんざしが風で飛んでいったら・・・これは「美」ではなくギャグ!!京都のしんきくさい、ゆっくりしたしゃべり方も風の吹かない町だったらから・・・・・・?
やっぱり自然ってどうしようもなく私たちと繋がってるのだ・・・と改めて思ってる今日この頃で〜す。
常福寺の庭

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