「魔乳秘剣帖」 第12話(総括)
今回はストーリーの結末もさることながら、後半の剣劇アクションは大いに見モノでしたね。
まぁ、それはそれとして、
秘伝「乳流れ」の会得に必要なもの、それは「母の心」だとの事で。
しかし「千房」は結婚もしていないし、当然「未経産婦」ゆえにこれは無理な話ですよね。
でも胸杜の跡取りたる赤ちゃんに「乳」を吸わせることで、「おだやかな気持ち」になることができ、僅かながら「母の心」も開花したようです。
「母の心」とは、乳を与える時の、この「おだやかな気持ち」もあるのかな。
最初の「被験者」は奇しくも「桜花」と相成りましが・・・・・、
「乳流れ」の成功で「桜花」の乳もめでたく元に戻りましたね。
ただ戻った乳は胸幸曰く、「その程度の乳」なんだそうで、元からそんな豊乳ではなかったみたい。
でも嬉し恥ずかし「桜花」の表情は可愛かったですねぇ。(^_^)
「千房」の会得した「乳流れ」は一過性のものだったようで、「影房」にはまったく無効でした。
「楓」も「おっぱいカムバック」は当分の間お預けのようですねー。
乳はこの世の理に非ず。
それはいずれ母になる女の証。
それは大小に拘わらず命の源泉。
胸杜が受け継ぎし尊い精神。
その真髄をあるがままの乳をあるがままに尊ぶ。
・・・・・まだまだ「乳流れ」の奥義を極めるべく千房の旅は続く!
ということで本編取り敢えずの終幕。
2期は・・・・・多分ないでしょうねぇ。
原作は続いているようですが、アニメは綺麗に収まったからまぁこれで良いのでは?
本作は作品の根底に「乳」があるので、「乳」は生命を育む命の泉、つまり「母性の象徴」ですから、不思議と視聴者に暖かさや懐かしさも与えてくれましたね。
「エロ乳アニメ」という包装紙が目立ちすぎて損をしてしまいましたが、実体は「乳」を媒体にしたエンタメ時代劇であり、構成も脚本もかなりしっかりと作られた良心的アニメであったと思います。
「楓」が良いキャラでしたね。
「レズレズぢゃのう。」が流行るかと思ったんですが、劇中2回使われただけで連続性がなかったからいまひとつ行き渡らなかったのは残念でした。
でも一部のアニメネット関係では一部浸透したようでしたが。
第12話 「乳流れ」

1