私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い! 第12話 「 モテないし 、将来を考える 」
本作も最終回 、前回ちょこっとだけ救われた 「 智子 」 でしたが 、さて今回はどうなりますか 、「 私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い ! 」 の第12話 。
前回の反動がどう出るか ちょっと気がかりではありますね 。
秋も深まり 、今まで何〜もなかったことに焦りを感じる 「 智子 」 だけれども ・・・・・ 。
「 こうなる 」 ハズだった入学後のバラ色のシチュエーションと 惨憺たる結果 。
モテモテになるハズだったのに寂しい回想ばっかりですね 〜 。
「 智子 」 は春の遠足も休んじまってたのか ・・・・・ 。
それなら過去は振り返らず 「 今からできることをやろう 。 」 と前向きに行くべく 「 ゆうちゃん 」 に進路の件で電話をすると 、「 武器商人 」 の話を蒸し返されてしまって気分は 「 逆戻り 」 。
「 今江先輩 」 のように行動力も社交性もあって 、男子にも女子にもに好かれるキャラクターを「 智子 」 はお手本のターゲットにしたようですが ・・・・・ 。
そこでクラス内の 「 智子 」 の評判を聞いて己の行動を是正すべく盗聴まで仕掛けたものの 、「 智子 」 の話題は微塵にも上らずで ・・・・・ 。
「 見崎 鳴 」 ちゃんを引き合いに出しての 「 居ない者扱い 」 のパロディ 、これは 「 Another 」 好きの自分にとっては最高の贈り物でしたねぇ 。
また 「 鳴 」 ちゃんに会いたくなりましたよ 。
これはスタッフさんに拍手を贈りたい 。 (^_^)
さらには 教室内に侵入したゴキブリを撃破してクラスのヒーローになるべきシチュエーションだったのに周りは引くし 、「 ゴキブリを踏みつぶした女 」 として別の意味での話題性を持っちゃった 「 智子 」なのでした 。
「 今江先輩 」 に上手に好かれるコツを学ぼうとストーカーするも 突風で機会を逃してしまい ・・・・・ 。
そして最後は何だかもうヤケクソの自暴自棄 。
「 ホント 、どうでもいいわ 。 」 と遂に開き直っちゃいましたね 。
結局この半年は 「 智子 」 にとって一体何だったのか 。
少しの進歩もない半年だったような気もしますけど 。
まぁ 、原作継続中の 「 最終回 」 としては良好にまとまった感じで良かったですね 。
「 わたモテ 」 、実に面白かったです 。
ただこの 「 面白さ 」 が普通の面白さとはちょっと違う ( ブラックギャグともまた違う ) 何と言えば良いのか適切な表現が見あたりませんが 、 とにかく普通の笑いとは違う異質な面白さだったことが本作の特徴でした 。
「 智子 」 役の声優さんの演技がドンピシャだったのにも舌を巻きましたね 。
こけだけドツボにはまった演技は 「 エクセル❤サーガ 」 の三石琴乃さん以来 久しぶりじゃあないかなぁ 。
それにしても高校デビュー大失敗の 「 智子 」 と 、大成功の 「 ゆうちゃん 」 の落差はあまりにも大きかった訳ですが 、 「 智子 」 は一体何が悪かったんでしょうね 。
それはやはりコミュニケーション獲得を周りの環境に頼りすぎた事 。 他力本願ってやつですね。
コミュニケーションを成功させるにはやはりその 「 渦 」 の中に自ら飛び込んでいかなくちゃならないのだけれど 、「 智子 」 はその事がわかってなくて 、またその勇気もなかったって事なんだなぁ 。
さて 、レビューを見返して何か気の利いた評価文でも書こうかなと
評価板を覗いてみると 、何やら高度に解析された名評論がズラリと並んでいて すっかり意気消沈しちゃいました 。
こんな高尚な評価は私には書けないよ 。

でも 、まぁ 、評価文のような 「 総論 」 よりも各回レビューのような各論の方が実はよっぽど大変だ・・・・・という事を少しでもわかってもらえたらなぁ 、とは思うんですけど 。
・・・・・ という事で 「 私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い ! 」 のレビューはこれにて終了 、最後までお付き合い下さり有り難うございました 。<(_ _)>
〜 文化祭が終わりまた変わらない日常が戻ってきた 。
季節はもう秋 、今まで何をしていたのだろう … と後悔した智子はこれまでの事を走馬燈のように思い出してしまう … 。
過去を悔やむのではなく今から出来ることをやろう … ! と思い直した智子はカバンの中から進路希望調査票を見つける 。
参考までにゆうちゃんの意見を聞いてみようと電話を掛けたのだが 、思わぬ過去が … 。 〜

1