「君に届け 2ND SEASON 」 第11話〜第12話(最終回)
震災の影響で第10話が一週遅れとなったため、今週は11、12話の連続放送となりました。
感想の方も2話一括して、なるべく簡潔に書いていこうと思います。
今週は「君に届いた」後の、くるみ関係の「事後処理」とアフターストーリーという感じの展開でしたね。
・・・・・学園祭の打ち上げパーティー。
告白して「爽子」と「風早」も晴れて両思いになったのにぎごちないですね。
まぁ、まだまだ仕方ないか。
クラスの連中は告白の「再現ドラマ」なんかを演じてるし。
「俺がベタ惚れなんだから!」
「ずっと大事にするから・・・・・。」
「爽子」と「風早」は正式にお付き合いすることになりました。
「風早」の決めゼリフ、私も同じ年頃に言う勇気があったら、人生変わったんだがなぁ・・・・・。(^_^;)
幕間で突然結婚式場のCMが流れてきて、話の続きかと思ってビックリしましたよ。
タイミング良すぎでしょ。
12話では「くるみ」のフォローを押し出した展開になっていて、いろいろとフォローが入っていたけど、矢張り一人去る敗者としての「くるみ」は痛々しかったですね。
最後はプラネタリウムでデートですか。
リクライニングシートで赤くなったりして、初々しくていいなぁ。
渡せなかった帽子とチョコも渡せて、ラストも甘々のイチャイチャでしたね。
いいなぁ、羨ましいなぁ。
オメデトサン!
私もまた、こんな恋がしてみたくなりましたよ。
でも決して若い頃には戻れない。
これが現実。(-_-;)
総合評価 (★★★★☆) とても良い
今期は「爽子」と「風早」の、徹底した「勘違い」と「すれ違い」から「告白」へと至るストーリーを描いていましたが、1期より遙かに密度は高かったですね。
女性漫画家、女性脚本家、女性監督といった「女心」を描くプロ達の底力が見えたシリーズであったと思います。
「健人」もトラブルメーカーとしての役割を十分に果たしていたし、「千鶴」や「あやね」、「龍」や「ビン」達も実に良いポジションで脇を固めていましたね。
特に姉御肌の「あやね」の働きが際立っていたと思います。
正直、この「2ND SEASON 」は、1期終盤の「初詣回」のようなベタベタをずっと見せられるんだったら、もう見るのは止めようかと思ったのですが、良い意味で裏切られました。
1話で「爽子」からバレンタインを貰えず、鉛色の空の下、一人トボトボと返る「風早」の姿は印象的でした。
女の子の夢を叶える、仮想の非現実空間のアニメではありますが、SFや異世界ファンタジーと違って、何だかどっぷりと疑似現実空間に浸ることのできる作品であったと思います。
原作は続いているようですが、アニメの方はもうこれ位で良いでしょうね。
1、2期併せても、「爽子」の心のように穢れのない良いアニメでした。
5年、10年経っても色褪せない魅力を持ち続けるのではないかと思います。
なお、最後にピンの名言。
「世の中には幸福があれば必ず同じだけ不幸があるんだ。」
世の中のお金持ちとラブルジョアは心に刻もうこの言葉。(^_^)v
第11話 「祭りのあと」
学校祭の打ち上げに、爽子と風早は待ち合わせをし2人で現れた。2人が付き合い始めたことに、信じられないといった雰囲気のクラスメイトたち。カラオケ屋を出た後、みんなで海辺へ向かう。そこにはピンがいて、爽子と風早にちょっかいを出すのだが、そそのかされた風早は改めて爽子に告白する。
第12話 「大事な人」
爽子は風早と付き合い始めたことが学年中に知れ渡った頃、爽子をよく思わない女子たちが、未だ信じられないと話をしていた。そこへ現れたくるみ、そして爽子。女子たちに忠告をし屋上へと去るくるみを、爽子は風早と付き合ったことを報告するために追いかける。爽子の報告にくるみは・・・。

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