「お兄ちゃんのことなんかぜんぜん好きじゃないんだからねっ!! 」 第12話(最終回)
それなりに楽しく、無難にまとめてきましたね、「お兄ちゃんのことなんかぜんぜん好きじゃないんだからねっ!! 」の第12話。
初期の頃の珍行・奇行のインパクトこそ減ったものの、ソツなくまとめた最終回という感じでした。
平凡だけれども、この最終回には変に歪んだ感想は持たない方が良いんじゃあないでしょうか。
これはこれで良い最終回だと思いました。
大いに変態チックが絡むけど、こんなほのぼのとしたエンディングを迎えられる兄妹関係もいいものだなあ、と。
・・・・・と、いうわけで、「お兄ちゃんのことなんかぜんぜん好きじゃないんだからねっ!! 」の最終回、「修輔」と「奈緒」の長いお留守番日のはじまりです。
お葬式に参列のため、今夜は「修輔」と「奈緒」の両親は不在。
「修輔」は「奈緒」を意識しまくりですが、「奈緒」の方は『ドキドキさせて一晩中眠らせない「Let’s 生殺し大作戦」』を決行とは、「奈緒」はやはり一筋縄ではいかない妹といったところか。
メイド姿の「奈緒」が見守る中、夕食は「修輔」がカレーを作ることになりましたが、マヨネーズ作りの失敗で2人ともベトベトになっしまい、結局シャワールームに直行という展開はいかにもこのアニメらしいですねぇ。
風呂の後に長い時間裸でいたことや、AGE探検隊活動での徒労が原因となって、その後「修輔」は発熱してしまいます。
お決まりの「頭からボッチャンお粥」もありましたが、3人娘の看病合戦は本作の集大成といっても良いでしょう。
看病騒動も収まり、そしてまたいつもの朝がやってくる・・・・・。
「修輔」を巻き込んでの、「奈緒」、「彩葉」、「繭佳」の「三つ巴」はまだしばらく続くことになるんでしょうね。
・・・・・本作は、まずまずの成功作と見て良いでしょう。
楽しいアニメは3ヶ月がとても短く感じられますね。
本作もついこの前が「第1話」だったような気がするのに・・・・・。
こうやってどんどん年を取って行くのだなぁ。(^_^;)
成功の原因は何と言っても「修輔」をもてあそぶ変態3人娘の珍行・奇行の功績が大きかったと思います。
個人的には何と言っても「奈緒」の「猟奇性的兄指向」の可愛さが際立っていましたが、「彩葉」や「繭佳」の「変態性的修輔指向」も大いにストーリーを盛り上げてくれました。
主題歌が明るく楽しかったのも良い点ですね。
優秀オープニング曲賞を差し上げても良いと思っています。
ただ、いまだに歌詞の大半は把握しておりませんが。(笑)
第12話 「お兄ちゃんのことなんかぜんぜん好きじゃないんだからねっ!!」
総合評価 (★★★★☆) 良い〜とても良い
終盤、若干失速した回もありましたが、つまらなかった回というのは記憶になく、楽しくて愉快な作品でした。
ストーリーが平易で、頭の固くなってきた自分にも感想が書きやすかったのも好印象点です。
また、本作品は作品DBの論客仲間間でも、
竜巻回転さんや、そして一時期は、
ぺきさんとも「感想競作ごっこ」みたいな展開になり、とても楽しかったことを申し添えます。
作品DB評価の方は今回の原稿に若干肉を付けて、後日投稿してみようかと思っています。
本当は作品DBの評価よりも、毎回の感想の方がよほど大変なのですけどね・・・・・。
2期は難しいと思いますが、原作ストックがたまったら是非又やって欲しい気がします。
「奈緒」や「彩葉」、それに「繭佳」にもまた会いたいので、そんな日がくるのを期待しましょう。

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