D.C.(ダ・カーポ)V 第11話 「 思い出と始まりの場所 」
★ なるほど、そうだったのか ・・・・・ ・・・・・ 。
・・・・・ ・・・・・ という訳で、今までよくわからなかった今期の謎の部分がだいぶ解明されました、D.C.V の第11話。
まず今期の幼 「 さくら 」は、前作で枯れない桜に同化しながらも、「 純一 」 を探していまだに彷徨っている旧 「 さくら 」 自身だったということですね。
ただ、何で今頃、幼い姿に戻って現れたのか ? という疑問は残りますけど。
今期の世界のどこかに 「 純一 」 がいるからなんでしょうか ?
更にもうひとつは 「 立夏 」 の前世は 「 純一 」 と 「 さくら 」 の、例の 「 かったるい 」 が口癖の「 おばあちゃん 」 だったという事!
( この口癖が 「 立夏 」 に遺伝してることは、今回のシャルルのセリフの中に見られました。 )
いやこれは実に意外な設定でしたねぇ・・・・・、私個人的には。
私は「 立夏 」 の前世が旧 「 さくら 」 で、 「 清隆 」の前世が 「 純一 」 だとばかり最初の頃は思っていたので・・・・・。
当初の読みが完全に外れることになりました。。。。。
「 立夏 」 の前世の記憶、つまり、「 純一 」 と 「 さくら 」 のおばあちゃんの過去回想という形になりますが。
男の人が「 おばあちゃん 」の旦那さん、つまり「 清隆 」の前世でしょう。
たしかに 「 清隆 」 に似てますね。
2人は新婚の地をここ初音島に定めたのでしょうか。
そして2人で魔法の桜を植え、やがて子供も授かり・・・・・。
この2人の子のどちらかが「 純一 」 の父親であり母親、また、 「 さくら 」 の父親であり母親である訳ですね。
2人は従兄弟同士ということですので。
やがて「 清隆 」似の旦那さんも亡くなり、いじめられっ子の孫、「 さくら 」がいじめられないようにと枯れない桜に願いを込めたのでした。
「 立夏 」 の前を走り抜ける、幼い 「 純一 」 と 「 さくら 」 ですね。
この前世の記憶パートは何だか良かったですねぇ。
意味もなくジーンと来てしまいましたよ。
「 さくら 」の旧朝倉家侵入と回想。
そういえばかつてこんなシーンもありました。
「 さくら 」 にその関係を咎められるも、「 純一 」を取られないようにとシッカと腕にしがみつく 「 音夢 」。
これは怖かったなぁ・・・・・。
ただ、「 孤高のカトレア 」の挿入はちょっと不親切かなぁ、と。
ゲームからシナリオを引用したものだと思いますが、これまでアニメだけを見てきた向きにとっては、何でここでこんなエピソードが挟まれるのか理解に苦労します。
まぁ、最後が笑顔ならば結果を責めるな、という事を言いたかったんでしょうけど。
とは言え、さすが前世が「 さくら 」 の祖母たる「 立夏 」お姉さん 、「 さくら 」にも笑顔が戻りましたね。
さぁ、これで 「 さくら 」 登場の謎はほぼ解決なのかな。
また、「 立夏 」の言う、「 立夏 」 と 「 清隆 」の前世は恋人同士だった、と言う謎も解けましたね。
残り1話だと思いますが、さて、どんなふうにシリーズの〆を持ってくるんでしょうか。
ところで先週のこのシーン、謎がまだ解けてないような気がするんですが、こちらは放りっぱなしなんでしょうね。。。。。
追記
8話のレビューで書いたこの部分、
> 今回唯一、この先への伏線となるんでしょうか、「 まるで魔女の母娘みたいです ! 」という司会者のナレーションと、
「 だって背中に当たったとき何かすご〜く落ち着いたんだ〜。」という「 さくら 」のセリフ。
実はおばあさん( 前世 )と孫だったんですね。

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