「FIFAワールドユースオランダ2005 モロッコ戦」
サッカー日本代表
いよいよ決勝トーナメント。
ベスト8を懸けモロッコと対戦です。
日本は4−4−2ですが、実際はカレン・ロバートを下がり目の位置にしての4−5−1。
この試合はこの大会で好調の水野が初先発。
モロッコボールでキックオフ。
日本は序盤から積極的なプレーで流れをつかみます。
カレン・ロバートのポスト、クロスバー直撃の惜しいシュートなどがありましたが惜しくも得点は奪えず。
モロッコといえば個人技に頼る攻めが多く、日本DF陣は上手く対応していました。
ただ、ちょっと増嶋のミスが気になりましたが前半は0−0。
後半も一進一退の攻防。
日本は流れを変える為に後半15分に家長に代えて前田。
さらに後半27分には水野に代えて兵藤を投入しカレン・ロバートをトップにして4−4−2。
この交代はちょっと疑問。
そうしたらやっぱりこの交代が完全に裏目に出ました。
日本は、水野のところで納まっていたボールが交代によって基点を失ってしまいました。
それでもなんとかモロッコの攻撃を凌ぎ、延長戦が見えてきた後半ロスタイム。
日本の集中が切れてしまい、バイタルエリアをぱっくり開けてしまいました。
これはやばいなと思いながら見ていましたが、そこからスルーパスを通され日本失点。
ロスタイム残り1分、増嶋に代えて3枚目のカードの森本を投入。
なんとかCKまで持ち込みカレン・ロバートがシュートを放ちますがゴールを捕らえられず0−1で日本敗戦。
惜しい試合でしたが負けるべくして負けた試合でしたね。
ターニングポイントは水野に代えて兵藤を入れたあの時でしたね。
なぜあんな交代をしたのか?
好調水野に代えて絶不調の兵藤を入れるなんてありえないですね。
あとはボランチの小林が全く機能していませんでしたね。
平山はシュート打っても枠にも行かないし。
このチームの次の目標は北京でしょうけどこれじゃ先が思いやられます。
平山は相変わらず成長が止まったまま。
兵藤は問題外。
平山、兵藤の大学生コンビにはちょっと荷が重いんじゃないんでしょうか。
世界大会でレベルが上がっても、大学のぬるま湯の中でのプレーでまたレベルが落ちるし。
攻撃もその平山に当てるだけの攻めでは点は奪えませんよね。
いっそのこと平山をはずしてチーム作りをしたほうがいい結果が出たかもしれないですね。
FWには森本や苔口もいるし、やっぱりJリーグで頑張っている選手を使うほうがいいんじゃないかと。
カレン・ロバートなんかは走り回ってばかりで全くいいところ出せずじまいだったし。
そもそも予選リーグを勝点2で勝ち抜けるなんてラッキーだったし。
まあ北京の頃には事情も大きく変わってるでしょうから、それに期待したいですね。

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