2006/2/4

あばたもエクボ  

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思いがけず嬉しい出会いがありました。
再会と言った方がいいかも。
残念ながら女の子じゃなくて器のはなしです : p

パンパンに膨らんだきつね色の満月から空気を抜いて平べったくして、お皿や茶碗の型に入れてパコっと成型したような(実際には見事な手仕事なのですが)不思議な器を、何年か前に、松本のクラフトフェアで見つけました。
表面の質感が月そっくり。
クレーターの焦げ目と、器の底にある左巻きのつむじがツボにはまってしまい、大皿小皿と小ぶりなカフェオレボウルを買い求め、いまも愛用しています。
カフェオレボウルはごはん茶碗にもいい感じ。
ガスの抜けた跡なのか、所々に小さな穴がぽこぽこあいていて、お店にいらしたその作家さんの「ごはん粒がつまったら爪楊枝でかき出してやってください」というアドバイスがまた気に入って(笑)、実際、カリカリごはん粒をかき出しては妙な達成感を味わっています。

その後、どんぶり鉢など、もっとバリエーションがほしくなり窯元を探そうとしたのですが、頂いたはずの名刺はどこかへ行ってしまい、ネットで検索してもそれらしき器はヒットせず、クラフトフェアでも再会は果たせないままで(翌年以降も出店されていたのでしょうか?僕も毎年行ってないからなあ)、半ばあきらめていたところでした。

それが先日、松本の城山公園にある“憩いの森”というカフェにお茶を飲みに行ったところ、新春陶芸展なる催しでギャラリーに並べられていた作品の中に丸々としたあの月が!
僕のと同じカフェオレボウルに、取っ手の付いたスープカップ。
どんぶりには“ムーン鉢”なる名前が付いています。
(そうそう、確かクラフトフェアもそんな名前で出ていたよ)
カフェで伺ったところによると、窯元は三重にあり、松宮洋二さんという方が作っていらっしゃるとのこと。
(うんうん、確かそっちの方の作家さんだったような気がするよ)
憩いの森ではチーズケーキのお皿がこの月面模様だそうです。
みなさんいいですか、チーズケーキですよ。
僕はシフォンケーキだったので見られませんでしたが(笑)

もちろんその日は、スープカップとムーン鉢、どっちも包んでもらって帰りました。
なんだか嬉しくて、使わないときもコタツの上に置いています。
まん丸い月がそばにいる感じ。
カップはココアやホットミルクのがぶ飲みにぴったりです。

どんぶりはそのうち月見うどんにでも : )


本日の一枚
あまりそちら方面に明るいわけではないのですが、器を見るのは大好きです。
このあたりはクラフトフェアもやってますし、その手のお店も多く、また、栃木の益子で焼き物を商っている友達もいて、良い器に接する機会が多いのは嬉しい限りです。
益子焼 こうじんや
http://www.koujinya.com/
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2006/2/10  0:38

投稿者:アズミノペンギンドー

器の成り立ちがわかるなんて楽しいと思うけどなあ。
特に化学反応系?はシロートにはさっぱりの世界だから、すごい特技じゃないかな。
でもま、仕事だと楽しいばかりじゃないんだろうね。

おれも出張中の電車なんかで他の人がノートパソコン使ってるの見ると、あれはあのメーカーのあのシリーズのあの型番で、CPUは確かあれで筐体の材料はたぶんあれ、とか反射的に考え始めるもんね(笑)

2006/2/9  22:32

投稿者:侍

ご紹介ありがとうございます。
器に理解のある友人は限られているので
この手の話題は嬉しいです。

それにしてもこの写真を見て
あぁ、このボコボコはこういう技法で・・・
この質感はあの土とあの釉薬かなぁ・・・
・・・なんて悲しい職業病なってしまいました。

そういえば初めて行った玄天カフェで
玉井さんが友人に作ってもらったというランプに対して
「これ、すごい技術ですねぇ」って言ったら
玉井さんの表情が曇ったのを思い出しました。
あの頃から兆候があったんだなぁ。

http://www.doblog.com/weblog/myblog/6607

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