結局この産地の良いニックネームは浮かばなかった(T.T)
何か出た!?全員集合!
近●地学会巡検三日目(最終日)。
2年程前、ニャロメさん達と来た時とは産地は様変わりしていた。
前回沢山あった石は無くなり、叩ける石が極めて少ないのである。
デボンの森への移動も検討されたが、それでもそこそこ
腕足類等が採集出来るので終了までここを叩くことになった。
堅い石が相手だ。私は玄翁を振り回し、序盤で既に右腕が痺れ(笑)
小分けした石は左手の上で叩くので握力も忽ち無くなる始末┗(-_-;)┛
ついでに気力も失くして(爆)座り込んで(三葉虫モード)
少しでも柔らかそうな石ばかり選んで
ぐだぐだと叩いていた時、突然コヤツ↓が現れた。
長径約6cmのオウムガイ
私は巻貝だとばかり思っていたが、ニャロメさんを呼んで見て貰うと
オウムガイだという。コイツの出現が皆のカンフル剤となったか、
ことにニャロメさんの奮起は目覚しく、次々と頭足類を出し始めた。
私の知る限りゴニアタイト4個、大きく見事な直角石など・・
まぐれ当たりの私は、この後三葉虫の尻尾らしきもの1個と
ニャロメさんと二人の延長戦でゴニアタイト1個を出したのみ。
本気を出したニャロメさんには敵わんな〜
彼こそ真の頭足類キングである!
近●地学会の中にもオウムガイやゴニアタイトを出された方もいて
とりあえずは、ここでの巡検も成功と言えそうだ。
さて本日の天気は晴れ男と雨男の鬩ぎ合いか(笑)
冷たい雨が降り、雷が鳴ったかと思えば
十数分後には再び暑いほどに日が照る・・を繰り返した。
気仙沼では大粒の雹が降ったそうである。
だがこの三日間は本当に天気に恵まれたと言って良いだろう。
午後1時、近●地学会の皆さんはここで終了。
やや日焼けした良い笑顔で下山されていった。
皆さんを採石場事務所の駐車場で見送り
アグノスタスさんは樋口沢へ、我々は延長戦へ・・・
近●地学会の皆様、あまりお役には立てませんでしたが
楽しい三日間を過ごさせて頂きました。ありがとうございました。
ニャロメさん、誘ってくれて感謝!です。