(睦月廿五日) 家計金融資産  金融

数日前の新聞報道で2007年の家計の金融資産が12.5%増加して、一世帯平均で1259万円となり、中央値でも500万円となったらしい。景気に翳りが見え始めるのに何故と思われる人もいるだろうが、話は単純である。調査対象(これは金融広報中央委員会によるものである)に占める60歳以上の割合が前年の32.8%から39.2%となったためである。つまり団塊の世代が定年退職し、退職年金を受け取った人が増えたため、家計の金融資産が急増したように見えたのである。

要は日本人は年を取った、退職金を受け取った者が増えたというだけなのである。

ところで中身を見ると、3年前に比べて、金融資産の増えた分はほとんどが債券や株式、投信などで、特に投信は5倍に増加しており、ブームが続いていたことを証明している。ただ、高額保有世帯が増えており格差は開きつつある。

昨今のインフレ懸念が心配される状況では、老後生活に最大最強の敵が醸成しつつあるということである。さて、あなたの運用能力は向上しているだろうか。
0




※投稿されたコメントは管理人の承認後反映されます。

コメントを書く


名前
メールアドレス
コメント本文(1000文字まで)
URL





AutoPage最新お知らせ