(皐月廿弐日) レベッカの資本主義  経済

ユダヤ人の始祖はアブラハム、というぐらいは知っている人は多いだろう。第一族長のアブラハムの息子がイサクであり、その妻がレベッカ(リベカ)である。レベッカは双子を生み、兄がエサウ、弟がヤコブである。エサウは狩りの名手で全身が毛で覆われていた。この双子の兄弟のどちらが族長を相続するかという問題が起こってくる。普通ユダヤ社会は長子相続であり、本来ならばエサウが相続するはずだった。

しかし、イサクの妻のレベッカはヤコブを溺愛し、イサクの目が見えないことをいいことに、相続の儀式にヤコブを兄そっくりの服装で送り込み、声も真似させ、さらに毛深い兄に似せ、ヤコブの頭と腕に子山羊の毛を巻きつけたのである。

こうして、レベッカはまんまとヤコブを族長に仕立て上げたのである。つまり、ユダヤ民族の最初の継承者が兄弟とはいえ、実は偽者だったということなのである。レベッカはユダヤ民族の最初の全てを相続したということだ。自分の営利のためには身内をすら騙す。やはり、ユダヤ人の資本主義というのはどこかで歪んでいるはずである、というのは穿った見方だろうか。
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