(弥生壱拾六日 望) 外交戦略  

アジア・アフリカ会議というとスカルノ、ネール、周恩来など戦後の指導者の面々が思い浮かぶが、そのバンドン会議から50年。日中対立を背景に世界の注目を浴びたが、今回の日本の外交戦略はなかなか見事だったのではないだろうか。 

そもそも密室での謝罪や和解や裏金渡しは必ず永続的なタカリをもたらす。外交でも基本は同じである。バンドン会議の冒頭で、小泉首相は世界の耳目を前に改めて「謝罪と反省」をしてみせたのである。しかし、「村山談話」の確認という形を使ったことで、何も新しく頭を下げたわけではない。中国べったりだった社会党首相にその責任をかぶせたのは歴史の皮肉と言っていい。

しかし世界は驚いた。日本がかくもきちんとした歴史的ケジメをつけていたことを改めて知ったのだ。アジア各国の首脳の反応は、総じて「驚き」と「感激」であった。日本に好意を寄せているタイのタクシン首相などは胡錦濤主席との会談で小泉発言をわざわざ持ち出した。胡錦濤主席はしぶしぶ好意的評価をせざるを得なかったのである。

上海領事館へのカメラ取材もなかなか効果的だった。あの惨状は世界に発信された。願わくばあのまま北京五輪までそのままにしておけば、中国は世界中から批判されるに違いないだろう。最近の外務省の対中戦略は従来とは少し違ってきたようで、いい傾向ではないだろうか。

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2005/4/26  23:24

投稿者:bozz

たっきーさん

ありがとうございます。ははは、タクシンはタイでしたね。フン・セン首相は靖国参拝賛成派ですので、思い入れがあるのかもしれません。失礼しました。

2005/4/25  13:51

投稿者:たっきー

いい加減に「おわび」外交はやめにして、建設的な行動を取って
欲しいところです。中国に対しても、云うべきことはしっかり云
う方が良いと思っています。過去の出来事についても中国や韓国
はねじ曲げて自国の国民に伝えているところがありますので、そ
れらについてもこの機会を好機と捉えてしっかりと訂正させて、
外交カードとして使わすことのない様にすべきでしょう。

ところで、カンボジアの首相は フン・センさん、タクシンさんは
タイの首相ですね。


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