(如月四日) 人気の差  スポーツ

同じ神宮周辺にありながら、ノンタイトルの国立競技場はサポーターであふれ、かたや日本最高峰の決勝の舞台である秩父宮はメインスタンドはともかく、サイドスタンドは無人状態。同じような人気を求めること自体無意味なことと思うが、大麻事件でトップリーグの覇者が不出場という異常事態である。

ラグビーの日本選手権は発足当初NHK杯ということで、学生と実業団の勝者が対戦していたこともあって、NHKが中継していたが、同時間のサッカーのゼロックススーパーカップに比べての人気の差はいかんともしがたい。しかし、内容はエキシビションゲームのサッカーに比べれば濃かった。前半は三洋の出足が悪く、サントリーがPG3本で先行し折り返した。後半徐々にリズムを取り戻した三洋は、切り札トニー・ブラウンを投入してから、一気にトライを上げていった。最後はサントリーの意地のトライを返したものの、ホーンの音とともに三洋の二連覇となった。

その昔神戸製鋼に何度も決勝で苦杯をなめ、悲運の監督と呼ばれた宮地氏の姿もスタンドにあった。その年老いた顔に三洋の歴史が刻まれていた。会社は今年松下に買収されることとなった。東京三洋時代から輝かしい歴史を誇ってきたが、来年はどうなるのだろうか。企業スポーツが冬の時代を迎えている今、さびしいスタンド風景が物語っているのではないか。

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