(弥生廿日 更待月) 平日の神戸  プライベート

今日は久しぶりの神戸散策。大丸神戸店に用があったので愚妻と車で来たのだが、途中171号線が混んでいて、4時の娘の迎えに間に合うか気になりバタバタ状態。もう地震の爪跡など微塵も感じない街角の風景で、大丸の正面玄関近くのベランダではおばちゃんのサークルが出来ていた。

私が神戸で仕事をしたのは、1993年のわずか1月あまりだったから、もう16年も前のことである。京町にあるビルはそのままだったが、周りのビルはほとんど変わっていて、テナントに覚えのない店ばかり。博物館や居留地にはそれらしい佇まいも感じられるが、全てが変わってしまったというのが久しぶりの印象である。

その当時は私も30代半ば、今とはまるで違う境遇であった。しかしバブル崩壊から阪神大震災、そして日本の金融危機、ここ神戸でも旧兵庫相互銀行が破綻し、地域経済に大きな影響を与えた。しかし時間と言うのはある意味無常なものであり、現実の姿を見れば過去の憧憬など吹き飛ばしてしまい、新しい息吹に染めてしまっている。

確かに神戸は以前よりもきれいになったように思えるが、どこかハイカラというか神戸独特の情緒はなくなってしまったようだ。どこにでもある日本の都市のひとつといったほうがいいかも知れない。

ところで過去ばかり振り返るのはいかがなものかという例を一つ。よく桜の花が昔に比べて白くなったと年配の人は感じているケースが多い。確かに自分もそういえばという方だが、よく考えてみれば視力というか目の働きは確実に衰えているし、緑内障や白内障など目の病気に悩んでいる年配の方は非常に多い。時代が変わって桜の色が急に変わることもないのであれば、人それぞれの時間の経過が自然を見る目に影響していることもありそうだ。
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