(皐月壱拾参日 芒種) 部数水増し  社会

かねてから指摘されてきた新聞の部数水増しについて、朝日新聞と新潮社がもめている。朝日新聞によると、
<朝日新聞社、週刊新潮に抗議/「部数水増し」記事めぐり>
<記事は「ひた隠しにされた『部数水増し』衝撃の調査データ」の見出しで、朝日新聞の「本当の配達部数」が、日本ABC協会が調べた部数に比べて大幅に少ないとしている。本社は抗議文で、記事が取り上げた滋賀県内での調査データは「実態と異なり、まったく信用できない」とし、広告の見出しについては「全発行部数の34%が捨てられたと誤解される記述で、断じて看過できない」と指摘している。>

もととなった『週刊新潮』の記事はこれである。
<「新聞業界」最大のタブー「押し紙」を斬る!/ひた隠しにされた「部数水増し」衝撃の調査データ/読売18%、朝日34%、毎日57%が配られずに棄てられていた>

新聞社が公称している部数と実際に配られている部数の間にはとんでもない差がある。公称部数は「配られてはいない」が「印刷はされている」数字である。実際に販売店までは行っているのだが、そこでゴミとなるのである。積まれているだけで配達されないので「積み紙」と呼ばれ、それを押し売ってくるから「押し紙」とも言われる。

広告主は公称部数を信じて広告費を払っているから詐欺のようなものだが、折り込み広告に至っては全くの詐欺だ。それだけの枚数を広告主は実際に印刷して販売店に預けるのだが、押し紙の分はそのまま捨てられているのだ。これで、声高にエコを!というのだから厚かましいにも程がある。

朝日新聞の抗議記事が、いつも出ているメディア社会面ではなく一般社会面に小さくあったことが、今回の事態の新聞社にとっての深刻さを物語っているのではないか。『週刊新潮』も先日の赤報隊の誤報問題があるだけに、キャンペーンに力が入るではないか。今後が注目である。
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