(水無月六日) 宮里藍優勝!  スポーツ

米女子ゴルフツアーに組み込まれているエビアン・マスターズで、宮里藍がプレーオフの末、米女子ツアー初優勝を果たした。5バーディー、2ボギーで回った宮里は通算14アンダーで、実力派のグスタフソンと並び、プレーオフ1ホール目でバーディーを奪い振り切った。

日本以外で開催された米ツアーで日本選手が優勝したのは、樋口久子、岡本綾子、小林浩美、福嶋晃子に次いで5人目である。日本人女子で米ツアーを制覇したのはあと二人いるが、単独の米ツアーを奪ったのは実に10年ぶりである。なにごとにおいても本当に実力がある人というのは、どこかで出てくるものである。

沖縄の宮里家は周囲の人々に愛されていたが、しかしそれはふさわしい振る舞いをしていたからだということだ。決して豊かな家ではない上に、兄たちもみんなプロを目指していて練習にかかる費用は大変だった。しかし、地元のゴルフ場や練習場などは、さまざまな形で宮里家に協力した。そして何よりも、宮里家はそれに礼をもってこたえていた。進んで球拾いをし、バッグを担いだ。スポーツにしろ芸能にしろ、沖縄から人材が輩出するのは、こうした「礼」がまだかの地には残っているからではないか。

首里城にいまも聳える門の名前が「守礼門」というのは、あの土地だからこそかもしれない。
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