(水無月壱拾四日) 裁判員制度  社会

マスコミでは始まった裁判員制度について、プライバシー違反すれすれの報道をしている。この裁判員制度、一冊で分かる本はないかと思っていろいろ探したが、結局裁判員法の条文を読むことになった。その70条1項にはこうある。

《構成裁判員及び裁判員が行う評議並びに構成裁判官のみが行う評議であって裁判員の傍聴が許されたものの経過並びにそれぞれの裁判官及び裁判員の意見並びにその多少の数(以下「評議の秘密」という。)については、これを漏らしてはならない。》

及びと並びにのオンパレードで何を言っているかよく分からない条文ですが、要は評議をしていて、裁判官は何を言っているのか、アホとちゃうか、とばれたらというか、具体的評議内容を言うと逮捕され、6ヶ月以下の懲役か50万円以下の罰金が科せられる(108条)のである。あの裁判官はアホだという秘密をばらした罪なのだ。

条文を読んでいくと、裁判員や元裁判員に余計なことを言わせない法律ということがよく分かる。裁判員のメンバーの名前を漏らしてはいけないし(101条)、マスコミは裁判員に接触してはいけない(102条)のである。ただし、本人ではなく家族はOKであるので、マスコミは家族に取材し、本人はそれとなく家族に打ち明ける以外に裁判官はアホという事実は発覚しない仕組みなのである。

裁判員制度は役人や議員の収賄罪や障害団体の郵便制度を悪用した郵便法違反などには参画できず、殺人など凶悪犯罪のみ参加できる。むごい事件にだけ参加しろというのだから、困ったものである。強姦殺人などの事件の詳細を冷静に判断できる人間がどれだけいるか考えたことがあるのだろうか。強姦事件の判決で「男性器は『幸いにして』挿入されずという…」などと平気で述べるアホな裁判官がいるのだけど。
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