(神無月壱拾四日) デフレ認識  金融

日銀の白川総裁が名古屋の講演でデフレに関して、一歩進んだ見解を示したようだ。これまでデフレに対して腫れ物に触るように遠ざけてきた日銀だけに、ここに来ての豹変はやはり政府筋からの圧力だろうか。そもそも政争で棚からぼた餅という現総裁だけに、官邸と距離を置くのは難しいだろうし、腰の入った委員もいないだろう。

なぜデフレが起こるのかという命題は経済学者?に任すことにして、実戦部隊から見れば、需給ギャップ以外の何者でもない、というのが私の結論である。需要を上回って物が供給されれば、価格が下がるのは当然である。GDPギャップは今年に入っておおよそ7〜8%で推移している。金額にすると約40兆円である。本年度の税収を上回るギャップの存在など今まであっただろうか。

これではデフレスパイラルは避けられないし、その典型がジーンズの安値更新事件である。これでは企業は余剰設備、人員を抱え、嘉永は雇用状況の厳しい、所得減で萎縮するばかりだ。デフレは単にモノだけでなく、不動産や株などの資産価格も下落を加速させていく。まだ記憶に新しい2001年から2003年にかけてのパニック的な資産下落を思い起こしてほしい。

政府からボールを投げられた日銀、さてどうする?
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