(霜月壱拾壱日) 判決模様  社会

新聞の社会面を見ていたら、気になる記事があった。いずれも裁判の判決である。一つは街でよくみる「まいどおおきに食堂」のFC店が不十分な経営指導で損失が拡大したとして、フジオフードサービスを訴えた裁判で、東京高裁が一審判決を変更し、支払いを命じた件である。この手のFCを展開する企業にとっては注目すべき判決である。最高裁が残っているので、この時点でどうこう判断は決め難いが、経営指導とは何かという論議を呼びそうである。まあ、実態はフジオ側が知識に乏しい若手社員を派遣して、お茶を濁したのが間違いの元のようだが、今のご時世、何で訴えられるかわからないし、これだけ弁護士が増えてくるとその供給に見合う需要を考えてくる人がいますからね。過払いだってそうだったし。

もうひとつは、重度の知的障害者が寮で水死したのは学校や社会福祉法人の責任として損害賠償を求めた裁判である。これは考えさせられる判決である。青森地裁はこの障害者の逸失利益を最低賃金額で認定したのである。障害者の就業機会が増加しているというのが理由のようだ。死ななければ得られた収入に関して、これを障害者にも認定したのはたぶん初めてであり、極めて画期的な判決である。一人の人間として扱うという主旨と思われるが、障害者を持つ親にとっては代え難い判決でもある。

でも死んでしまえばおしまいだし、世の中そんなに甘くないし、障害者が就労につく機会は極めて少ないのが現状である。しかも知的障害となればそれ以上である。私は幸いにも働ける身体である。家族のためにも、障害者である娘のためにも早く職を見つけなければ。。。
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