(師走壱拾四日) 警察対応  社会

問題児の朝青龍が初場所で優勝したが、これが最後の優勝になる可能性が出てきた。殴った相手がマネジャーといっていたのだが、どうもそれが嘘のようだ。しかしこの事件で問題にすべきは「法の恣意的な運用」についてではないだろうか。

朝日新聞の記事から抜粋すると、<同署によると、男性は1月16日午前4時すぎ、東京都港区西麻布の路上で、たまたま近くにいた同署員に「顔を殴られた」などと訴えた。署員はその場で男性と朝青龍関から話を聴いたうえで、話し合って対応を決めるよう伝えた。当時2人とも酔っていたという。男性は後日、「鼻の骨が折れた」などとする診断書を持参して署を訪れたが、被害届は出していない。このため、同署は現段階で捜査はしていないという。男性は飲食店関係者で、朝青龍関と知り合いという。>ということだ。

おいおい、暴行および傷害罪は親告罪じゃないだろう。暴行現場で10人余りの警官が朝青龍を取り囲んでいたそうだから、明らかに現行犯で逮捕する事案である。有名人だからというのは年末に起きたメッセンジャーの黒田の事件なんか、即逮捕だったはずだ。しかも、後日とはいえ診断書を持っているということは明確に傷害罪が成立している。黒田君をその場で逮捕しておいて朝青龍は見逃すということの法的整合性について、小沢と秘書との対応を云う前に自民党は国会で千葉景子法相に質問したらどうか。

「なぜその時に現行犯逮捕されなかったのか」が論じられるべき問題であり、こんなことが見過ごされると日本は法治国家とはいえないだろう。(事情は警察が一番知っているはずである。)自分たちの拙い対応を隠すというのはもってのほかである。
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