(如月四日) 土佐と龍馬  社会

ソフトバンクの孫さんが日曜日の八時前になると叫んでいる。純粋に無性に龍馬が大好きなんだと嫉妬さえ覚える。先日は東京新橋で高知県知事と歓談している写真も公開していた。私は愛媛県で生まれたが、高知にも何回か行っている。社会人になっても仕事でよくお邪魔した。今は龍馬空港と名付けられている高知空港もかなり利用した。

龍馬の銅像がある桂浜に打ち寄せる太平洋の波や、室戸岬、足摺岬などをテレビでよく見ていると高知は海の国という気がするかもしれないが、実際に行くとそうでもなく、まさしく山の国なのである。今年は龍馬ブームで観光客も多いだろうが、これも数年すれば過去の話となる。高知県のGDPというか県内総生産は全国で下から二番目、つまりブービーである。ちなみにビリは鳥取である。あの自民党を離党した田村議員の選挙区である。さらに製造品の出荷額は沖縄に抜かれて最下位だし、地方自治体の財政力を示す財政力指数も最下位である。こと経済に関しては日本の中でも高知は完全な後進県なのである。

多くの高知県人がふるさとを捨て都会に出て行っている証拠でもある。たまに行くひとであればいいだろうが、そこで生活すると云うことはカネがいる。でも高知はそのチャンスが限られているのが現実である。いわば現代版坂本龍馬の脱藩である。つまり地元の人間が高知を大切にしていないのである。橋本前知事も結局成果らしい成果もなく退任している。人気のなさは昨年の衆議院選挙小選挙区で橋本氏が敗退していることが、その結果の表れである。

龍馬人気で高知が賑わうのもほんの短時間だけというのも寂しいものだ。だれがこの閉塞感を打破出来るのだろうか。
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