(如月八日 上弦) 全人代検証  経済

世の中三連休で浮かれているのは日本だけ?土曜日の強烈な黄砂ばかりでなく、いまや中国の動向が日本の景気や株価に与える影響は大きい。すでに誰も注目しなくなった全人代を改めて検証したい。

中国は今年以降何に重点を置くのか。リーマンショック以降の財政大盤振る舞いは既に終了、景気回復のためのインフラ投資等の財政支出が大幅に減り、むしろ金融引き締めの方向に目指しているようだ。インフラ投資拡大の恩恵を受けてきた企業は今後かなり厳しい。

中国政府は欧米の二の舞にならぬよう、金融機関の資本増強を強く指示している。この方針を受け、かなりの銀行が増資を予定している。すでに中国銀行や交通銀行が大型増資を発表している。招商銀行、中信銀行、深セン発展銀行、上海浦東発展銀行、南京銀行等も資金調達方針を明らかにしている。市場はこれらの資金需要をまかなうほどの余裕資金が残っているのだろうか。

さらに中国建設銀行、中国工商銀行、交通銀行も増資計画中で、大型の中国農業銀行のIPOも予定されています。大手だけでも約10兆円を超える資金が市場から吸収される事になる。この供給圧力は先行きの株式市況に大いに影響を与えよう。

所詮は管理された資本主義、カネを出す対策は有効だが、吸収すればどこかで歪みが生じる。心しておく方がいいのではないか。
0




※投稿されたコメントは管理人の承認後反映されます。

コメントを書く


名前
メールアドレス
コメント本文(1000文字まで)
URL





AutoPage最新お知らせ