(如月壱拾六日) 期末決算日  金融

今日は平成21年度の決算日で、いろいろ雑務でご多忙の方も多かったのではないか。当然今日の今日までばたばたしている処はほとんどなかろうが、やはり区切りは区切りである。今日も高校無償化法案とか成立しており、いつの間にかという政治の動きである。

ところで今週のエコノミストでは、国際通貨基金が予測した主要各国の債務問題を掲載している。基準を2007年にして2014年にどうなっているかという数値である。まず、何と言っても世界一の借金国我が日本は2007年度に比べて2014年には、債務がなんと58%も増加し、GDPに占める割合が246%にまで急上昇するという恐ろしい予想である。債務の増加幅、GDPに占める割合、共に世界で断トツになる予定である。日本のGDPは約500兆円であるから、換算すると1,230兆円に達するのだ。あれ?日本の金融資産は1500兆円程度だから、いよいよ国内だけでは済まない話になりそうだ。

第2位はイギリスで、2007年対比2014年は55%増加し、GDPに占める割合が98%に達する見込みである。続いてアメリカだが、同じく2007年対比で2014年には46%増加し、GDPに占める割合が108%となっている。本当にギリシャどころではないですな、ソブリンリスクは!

そうそう疑惑のEUですが、フランスが2007年対比2014年には33%増加、GDPに占める割合は96%、ドイツも26%増加してGDP比89%に達する見込みである。落第生のイタリアは2007年対比25%増加して2014年にはGDP比129%という。でも日本に比べればまだましかw。

きのうからワイガヤとなっている「ゆうちょ」の限度額問題だが、鳩ちゃんはいきなり亀ちゃん指示でほぼ2,000万円確定か。しかし、なぜこの時期にこれだけの限度枠の拡張というのは何を表しているのか。普通に考えれば菅財務相のように違和感どころでなく大反対でもおかしくない。地方銀行や農協など地域金融機関はうるさいが、メガバンクは声を控えている。何故、この時期にこれほどの大幅な増額なのでしょうか?

かつての銀行シンジケート団は大量の国債を引き受けて市場価格変動リスクを持たされたが、今回は郵貯の限度額を大幅に引き上げてもらって、その増加資金で国債を買ってもらう方がいいと判断しているのだろうか。マスコミは特定郵便局や労働組合への選挙対策とかいうけど、もうすこし丁寧な取材をしないと、あんたら落ちるところに落ちるよ。

いずれにせよ「ゆうちょ銀行」が、現在の250兆円規模から500円まで肥大化する枠組みはできあがった。お手並み拝見。
0




※投稿されたコメントは管理人の承認後反映されます。

コメントを書く


名前
メールアドレス
コメント本文(1000文字まで)
URL





AutoPage最新お知らせ