(如月廿弐日 下弦) 最高値更新  金融

今日は流石に高値警戒感もあって日経平均は下落した。日米とも高値更新と言うがそれはここしばらくの事であるのは言うまでもない。2008年のリーマンショック以前の高値を超え、史上最高値を更新している市場は私の知っている限りでは中南米のメキシコとチリである。チリは先日の大地震の影響が懸念されるが、株式が好調ということは経済の堅調を意味しているわけで、マスコミの報道にも問題があるのはともかく、地震後の悲惨な状況が伝わってこないのは復興が順調と言うことなのかもしれない。この辺がハイチとの決定的な違いである。

実は今週アジア諸国で2008年の史上最高値を更新した国が登場した。日本から真っすぐ南へ飛んだインドネシアである。ここも地震が多発しているが、株式も動意含みでついに2年3ヶ月ぶりに最高値を更新した。今日は中央銀行が政策金利を据え置いたが、通貨ルピアは堅調で海外からの資金も順調に流入している。

インドネシアは2008年までの株価推移が他の新興国ブームとは経済環境などから距離を置いており、株価に割高感がもともと低かった。さらにインドネシア独自の良さとしては2009年からの政府の景気振興策によって内需が強くなってきていながらも、インフレ懸念が無くて良い環境になったところに、中国向けの輸出が活況を呈しているのである。経済発展の両輪である内需と外需の両輪が好調で、今年はGDPで5.5%成長、数年後には7%台への加速も見込めるという。

2009年に株価の回復が目立ったBRICsもリーマン前までにかなり買われすぎていたので史上最高にはまだ遠い。株価は一つの市場ばかり見ていると、まるでジェットコースターのような軌跡を描いている。しかし視線を変えてみれば、その市場が大幅に下落すれば、モグラたたきのように他の元気な市場が目についてくる。

さてインドネシアに続く市場はどこだろうか。
0




※投稿されたコメントは管理人の承認後反映されます。

コメントを書く


名前
メールアドレス
コメント本文(1000文字まで)
URL





AutoPage最新お知らせ