(皐月壱拾弐日) 海外流出  社会

消費税論議に加えて民主党は所得税の累進課税を検討しているようだ。とりあえず取れるところか取ろうというのは、たばこ税や酒税と同じような発想なのだろうか。高額所得者が累進課税になれば海外に出て行くという論理をよく聞くが、考えてみるとこれは本当にそうなるのだろうか。確かに英語等に不自由がなければ可能性はあるだろうが、若いうちはともかく今の日本でカネをもっているのは高齢者である。

彼らが消費に向かわずしっかり貯めているのは将来の不安、とりわけ健康に対する不安ではないだろうか。謹慎の明けたアリコがTVCMで耳にたこができるくらい繰り返し強調しているのが、先進医療に膨大なカネがかかると云っていることである。まあ、だから保険に入れと云っているのだが、それならばやっぱりカネを用意しておかないとと思っているのが今の日本の高齢者である。

では彼らが海外に行って自分の病気の症状を正確にドクターに説明できるかということを考えたことがあるだろうか。かなり少数だろうというのが一般的ではないか。さらに海外で死んでも良いと思う老人がどれだけいるか、行動経済学ではないか普通に考えれば、課税強化即海外流出などというステレオタイプの評論家のいうことなんか信じていたら、自分の懐のお先は真っ暗である。

それに日本の国税を甘く見るとえらいことになりまっせ。
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