(皐月廿弐日) サイパン慰霊  

20数年前愚妻と新婚旅行に行ったのがグアム・サイパンだった。それ以来訪れていないが、海の青さは変わっていないだろう。各所にあった戦争の傷跡はあのままなのだろうか。

天皇皇后両陛下が先の大戦の慰霊としてこの島へ行かれ、先帝の負の遺産の総仕上げをなさろうとしているのは戦後60年という節目の年ということだけではないだろうが、平和の時代の天皇としての何を果すべきかということをお考えなのだろう。予定になかった「おきなわの塔」「太平洋韓国人追念平和塔」に拝礼され、さらに現地島民の「マリアナ記念碑」と米軍戦死者の「第二次世界大戦慰霊碑」にも花輪を捧げられたのは、全ての犠牲者への追悼という思いからか。

韓国メディアは当初予定になかったことから批判していたが、天皇が拝礼すれば日本向けソフトでは穏やかな文章だったが、原文は「4分だけこっそり追慕」となっており、一体この国のマスコミというか国民感情はどうなんだか白けるばかりだ。それに比べれば、欧米はそれなりの評価をしている。テレビのマイクは時として、はっとする音を拾う。両陛下の車が通過する時に、日本から行った遺族や現地の邦人などから期せずして沸きあがる声は、「万歳」でもなく、お名前を呼ぶのでもない。「ありがとうございます!」なるほど慰霊とかこういうものだ。
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