(文月壱拾七日) 感動の安売り  社会

まだ放映していないので目くじらを立てるなという意見もあるだろうが、今週末の日本テレビ系での24時間番組で、子供8人を自宅で出産した家族が紹介されるらしい。自宅出産など昔は当たり前で、かく言う私もその一人で母子手帳にはそう書いてあった。しかし、今回のは助産婦さんがいない、つまり本当に素人の家族だけで赤ちゃんを取り上げた家族らしいのだ。

まあ感動を安売りというか、押し売りして、純朴な子供たちから募金を巻き上げる、というか集める24時間番組なので、どうでもいい話だが、世の中にはTVで報道されることは真実であるという目利きでない人が余りに多いので、この専門家不在の出産というのはあまりにリスクが高いことを付け加えないと、また誤った医療不信を招くのではないだろうか。

TVは視聴率という化け物が支配する世界であり、常識ではつまらないとばかり演出がエスカレートするのは、以前の「あるある・・・」の納豆騒動を思い起こせばすぐ分かるのだが、人間は残念ながら忘れやすい動物なのである。得てしてこういう番組に出演しているお笑いタレントなど、必死な者を焚きつけてリスクの大きい演技を要求させられ、大怪我をするという例はいくらでもある。

当人には無くてはならない番組だし、半ば風物詩的なものになって、辞めようという意見は抹殺されているのだろうが、もう以前とは違うのだから、ぼちぼちこうした感動の押し売りはやめようよ。
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