(葉月壱日 朔 白露) 小沢の悪評  政治

今日のTVを見ていると民主党の代表選は今のところ国会議員は小沢有利、地方党員サポーターは菅支持という構造は変わっていないようだ。あとは態度を決めていない議員さんがどう出るかにかかっているようだ。今回の選挙を外野の外野である海外はどう見ているかというと、私が見たところでは小沢氏に対して非常に否定的なものが多い。

代表的な意見として英エコノミストをあげると、まず、小沢氏を「破壊者(The Destroyer)と称し、彼は日本の政治の密室(back room)を仕切ってきた経歴を持ち、過去に同盟(alliances)を破棄し、政府を転覆させ、(政治の)透明性と他の(政治的)規範を西洋の物まねと軽くあしらって扱っている」とこき下ろしている。更に「最近の策略は最もひどい。即ち、現職の菅首相に挑戦して、この1年間に3人の首相を引きずり下そうとしている」と続き、その上で「更に悪い事に、彼は戦後55年続いた自民党一党独裁政治を終わらせた選挙民の民主党に対する信頼すら破壊しようとしている」とたたみかけています。そして「日本の民主主義の良識の為にも、そして言うまでもなく将来の為にも、民主党は小沢氏を拒否し、彼の象徴する全てを拒否しなければならない」と訴えているのである。菅陣営とすれば、よくぞ書いてくれたと拍手喝采だろうが、やっぱり英語に弱い人が多いようで、エコノミストを例に挙げて国際的な評判云々と云わないのは選挙戦術的に腑に落ちないのである。

そうそうエコノミストの最後の章ではサブタイトルに「勇敢であれ(Be Brave)」 と題して「小沢派の人たちは、彼を支持する以外に選択の余地はないと感じるかもしれないが、民主主義とは選択する事であり、目先の事だけにとらわれてはいけない」とまで言っているのである。国際世論は菅勝利を願っているということでしょうか。さらに「菅氏は、先の選挙で消費税引き上げの必要性を訴えるヘマをして大敗したが、再び世間の注目を得ようとした鳩山氏の仲介を無視して小沢氏との密室談合を拒否した。世論はこうした動きを支持し、菅氏が小沢氏と堂々と戦う事に満足しているようである」と。

最後に「もし、民主党が自身の派閥のボスを裏切れないという事ではなくて、一般選挙民の民意に対して正直であるならば、菅氏の下で致命的な党分裂を起こす必要ない。民主党は自民党を野党に追いやり、今年6月には辞任して当然の鳩山氏を退け、翌月には今度は菅氏に対して参議議員選挙の敗北を受けて退陣要求をした。もし民主党が小沢氏を次の代表に選ぶならば、それはもうどうしようもない」と菅氏にエールをおくり、小沢支持の議員連中をこき下ろしているのである。

いつもは冷静な皮肉屋のエコノミストのこの「熱さ」にはもしかしたらゴーストライターがいるのではないかと思うぐらいだし、やっぱりアングロサクソンとしては菅でなくては日本を利用できないという論理が優先していると勘ぐることさえ可能だろう。
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