(長月廿九日) 一人っ子政策  経済

30年間でこうも変わるものだろうか。中国が「一人っ子政策」を国家目標として掲げたのは人口爆発を恐れたためだが、それは国民に十分な食糧を供給できないことに通じる。いわば今の北朝鮮の状況にも相当するのである。

今年中国本土では10年に一度の国勢調査が始まっているが、世界一人口の多いこの国では労働者と花嫁の不足が深刻化しており、経済の成長と社会の安定に脅かしかねない状況にある。「一人っ子政策」とは無関係に中国の出生率は急低下しており、子供は一人で充分だという家庭が増えていることも事実である。特に上海は世界で最も出生率が低い都市とも指摘されている。当局は子作りを奨励する活動を繰り返し行ってきたが、成果は上がっていない。ある調査によれば上海市民で二人以上の子供を持ちたいと答えた人の割合はわずか18.5%にとどまったという。

このことは何を物語っているのだろうか。市場が政府の仕事を肩代わりしているのではないか。地球上のあらゆる地域と同様に、国民が豊かになり、都市部に移り住みようになると、子供の数が減るのではないか。
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