(師走廿六日)  弱者のための喧嘩術  

清谷信一著 幻冬社アウトロー文庫

まずは衝撃的な引用。
《ドイツのワイマール共和国の参謀総長、フォン・ゼークトは「軍人は四タイ
プに分類できる。有能か、無能か、勤勉か怠惰か。有能で勤勉な者は参謀に、
有能で怠惰な者は司令官に、無能で怠惰な者は連絡将校に向いている。無能で勤勉な者は銃殺にしろ」と述べている。》

「無能な働き者は害悪である」何とも刺激的な言葉である。ちょっと居酒屋で話題にしたいような話である。ちなみに、このハンス・フォン・ゼークトは「戦争は手段を変えた政治の継続であるだけでなく、戦争は政治の破産でもある」という有名な言葉も残している。ゼークトは、ヒトラーを支持していたが、軍がヒトラー個人に忠誠を誓うことには猛烈に反対し続けていた。そしてあの蒋介石の軍事顧問としても知られている。

この「無能な働き者は害悪である」ということに関しては次のようなことも述べている。
《昔から我が国の商家では、息子に器量がないと判断すれば、従業員の中から見どころのあるものとか、外から養子をとって娘の婿にして後を継がせた。馬鹿息子には小遣いを与えて飼い殺し。馬鹿息子が女を作ろうが、放蕩にふけろうが店は傾かないが、無能な息子が勤勉さを持ち出して商売を継ぐと店が潰れるからだ。近年の我が国最大だった某スーパーなどその好例であろう。》

税金を自分のものと勘違いする真面目な?官僚にありがちなのも、この銃殺すべきタイプではないだろうか。
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