(睦月弐日) ホームレス撤去  

私が東京にいたとき、隅田川の川岸に青いテント村を見ることがあったが、人口を考えれば大阪のテントの多さは目を見張る。最大のテントは大阪城公園であるが、今日の強制撤去があったのは西区の靭公園が舞台だった。ここはテニスコートが有名だが、形状を上から見ると異様に横に長いというか、東西に長く南北は狭い。これは当然であり、戦後(第二次世界大戦後ということ)しばらくここは米軍の滑走路があった。となると形が想像できるだろう。米軍から返還されたときに大阪市はここを公園としたわけである。大阪というと東京に比べて緑が少ないなかで、ビルの谷間に広がるこの公園は本来は市民の憩いの場であり、特にテニスを中心に運動をする人が多いところでもあった。しかし、街中の公園という最高の立地条件をホームレスの人たちが見逃すはずがない。最近は24時間営業しているコンビニの賞味期間切れの弁当など、探そうと思えば食糧はいくらでもあるし、公園ということで一番大事な水にも困らない。さらにかなり高い木が生い茂り、比較的過ごしやすいという絶好の条件が加われば鬼に金棒である。

しかし、さすがに一般の目からしてもかわいそうなホームレスというよりも怖い存在になっていたのは事実である。何年か前に天王寺動物園の周回路で青空カラオケがあって、ここも撤去されたのだが、一部のマスコミではホームレス=弱者というお決まりのロジックで報道していたが、一度でもあの騒音を経験したものであれば、撤去は当然だと思うだろう。ホームレスといってもみていても気の毒だという人はあまりいないように見えるし、(まあ中には本当に病気の人もいるでしょうが)人の迷惑をかけるようであれば撤去も止むを得ないのではないか。

今回の事件も支援者という名のもとの偽善者がいるのではないか。自治体もイベントがあるのできれいにしておきたいというのではなく、普段からの対策が必要ではある。しかし厳しい見方かもしれないが、身体が動かせるのであれば何かできるだろうと思ったのが、このニュースをみた感想である。
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