(卯月四日) BGM&V  

最近TVの視聴率で驚異的な数字をたたき出す「おばけ番組」というものがなくなっている。それは人々の趣味が多様化して、TVの前に家族が揃って見るということがなくなったといわれる。音楽であれば、私が高校生や学生の頃は、ステレオの前でレコードをかけて集中して聴くことが当たり前だった。ところが、「ウォークマン」が発売されたのは80年だったと思うが、この頃から「歩きながら聴く」とか「車を運転しながら聴く」というBGMの時代となった。つまり音楽の楽しみ方が変化したのである。

そして今はTVもその時代になったのではないか。今私がこうブログに書き込みをしているのは「スポルト」を見ながらやっていることだし、時にはTVをONにしたまま読書をしたりしている。これが普通のスタイルになっているので、TVに集中していないと繋がりがわからなくなるような番組は視聴率が取れないので、安易なバラエティー番組が横行するということになっているのである。いわばBGVの時代の到来でもある。

我々は毎日時間に終われ、TVを見ながら本を読み、音楽を聴きながらゲームをするという忙しい生活を送っている。そんななかで意識を集中することはない。したがってそこには感動もない。感動を得るには集中が必要である。

コンサート会場で本を読んでいる人はいない。CDが売れない時代というのは感動をCDでは得られないということではないか、それがBGMである限り。したがってこれからの音楽ビジネスというのは、ライブ・エンターテイメント事業が主流になるだろう。なにも音楽だけではなく、スポーツや芝居もそして落語もライブの時代がきているのかもしれない。「感動」を求めて。

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