(師走壱拾六日 望) エバンジェリカル  

新しいアニメではなく、邦訳すると「福音主義派」とよばれるキリスト教右派である。彼らがブッシュ再選に多大な力を発揮したのは記憶に新しい。その大統領の側近、ローブ上級顧問は手のひらサイズの情報端末で、そのエバンジェリカルの指導者と頻繁にメールを交換しているようだ。彼らが有権者の四分の1を占め、ケリー優勢かと思われた先の大統領選挙で圧倒的に保守票を掘り起こしたのが彼らである。彼らの最大の関心は最高裁の判事人事である。同性婚や妊娠中絶問題で彼らに有利な憲法判断を定着させるのが目的だ。第二次ブッシュ政権がこうした問題に積極的に動かなければ、4年後の共和党の再選は無いかもしれない。

ブッシュと仲のいい小泉も同じ立場か。宗教政党の公明党の影が色濃く影響する現政権は創価学会の力なくしては、自民党候補の当選は難しいのはもう当たり前だ。自公選挙協力で自民党の選挙部隊の足腰は弱体の一途を辿っている。いろいろなカムフラージュがあろうとも学会は確実に政権の中枢を担っているといえるのではないか。ブッシュと小泉の共通点をまた一つ見つけたというところか。


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