(閏文月八日) 歓送迎会  

去る者がいれば来る者がいる。同じ独身とはいえ性格は正反対のようで、Wさんはちょっとおとなしくて、ネクラとまではいかないが、ちょっと性格的には付き合いにくいかなあ。まあ誰でも最初からモード全開とはいかないだろうが、退社する時ぐらいは回りに声をかけてもいいんじゃないの。何となく人付き合いが苦手のようで、偏見かもしれないが、これが40代に入っても独身の理由なのかもしれない。

前の私のときはまだ支店も儲かっていた?ので、近くの居酒屋でおこなわれたが、今日は経費削減で支店の狭い会議室での歓送迎会となった。人望の厚いIさんには特に若手からのお礼の声が多く慕われていたようだ。しかし周りに目を向けると、中途採用も含めてここ1年2年の間に入社した者が圧倒的に多い。リストラが極度に進んだ証券界は、数年前からの業績回復で人材不足に陥っており、人材確保は大変だが、その新人教育はコンプラ問題もあってなかなか進んでいないのが現状である。現場は即戦力が欲しいのだが、人事はそんなことはお構いなく数だけ補充しようとして、現場に責任を押し付けるというのが実情であり、営業責任者の頭は痛い。

ほとんどの者が二次会のカラオケへ。おじさんは最近の歌が分からなくて少々困惑気味。たしかに世代のギャップを感じる時でもある。三次会は有志だけで近くのラウンジへ。来春淀屋橋の生保に就職予定の女子学生が「初任給少ないので卒業までにアルバイトして稼がなくちゃ」と他愛無くしゃべるのも聞いていて、自分の子供と同じ世代が社会人になるという実感をこれまた感じ、更にその後も行こうとする同僚を尻目に雨がそぼ降る尼の町を後にする。疲れた。
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