(葉月廿六日) 平和賞  

ノーベル平和賞がバングラデシュの貧民層への金融支援を実施したグラミン銀行と同行のムハメド・ユヌス総裁の双方に授与された。グラミン銀行の貸出金利は20〜25%程度の金利を取っている。え!どこかの国で批判されている業界の金利とほとんど同じではないか。かたやノーベル平和賞、かたや人の命で回収も辞さないということで世間の批判を受けている。この違いは何か。

グラミン銀行は一人当たり5000円程度の少額ローンを提供している。もちろん現地の5000円であるので日本の感覚をしてはいけない。しかし、このお金は人々特に女性が多いのだが、事業融資というか、家畜を飼ったり野菜を栽培したりするなどの資金に使われる。さらに借り手に職業指導もするのである。そして借り手は5人一組でグループをつくり、お互いをいい意味で監視し合うのである。この緊張感が借り手の返済能力を高め、銀行の不良債権比率は1.3%程度である。

これに対して日本の消費者金融は生活費や資金繰りのための貸付である。余程のことがない限り、一旦深みに嵌れば脱出は厳しい。

同じ金利でもシステムが違えば天と地の違いがある。この平和賞受賞を上の空で報道しているマスコミは借金などしたことのない人間なのだろう。(高給取りですからね。)視点を変えた報道でもしてみたらどうだろう。
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