(神無月八日 上弦) 真相  

横山秀夫著 双葉文庫

最近横山秀夫の文庫が出るとすぐ買ってしまう。一時の宮部みゆき以来だろう。この前は映画にもなった「出口のない海」だったし、元々警察小説ということで、若かった高村薫の合田刑事を思い出して、「半落ち」や「第三の時効」などを乱読した。横山秀夫の短編小説はひきつけるものがある。上手くはいえないが、当事者の心理状態に自分が嵌っていくのである。わずかな字数にこれだけの思いを挿入できる能力は羨ましい限りだ。

事件の裏というか真相はどこにあるか。そこに隠蔽、誤算、保身、疑心暗鬼など加害者の心の葛藤は続く。驚愕の事実に震える自分がそこにはある。悪夢のような罠に嵌り、自分でも気付かなかった真相に直面した時に人間の本性というか、本質を見いだすというのは平時にはありえないかもしれないが、どこかに落とし穴はある、それが人生だ。

次は彼の原点である「クライマーズ・ハイ」を読むことにしようか。上毛新聞社の記者の目にあの事故はどう映ったのか、テレビドラマでは感じなかった真相を見てみたい。 
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2006/11/30  23:31

投稿者:BOZZ

CANHIROI様

何かようやく新興市場も目覚めたようですね。
ところで黒田はFAですからねえ、広島は西武や阪神のように商売上手ではないんですから、やはりファンは市民球場に足を運ぼうよ。

2006/11/30  0:46

投稿者:CANHIROI

井川が30、松坂60、黒田も40くらい行ったかもね。
黒田の心意気にファンが答える番だよね。


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