(弥生廿弐日) 中国で大油田  経済

連休中の新聞を見ていたら、中国渤海湾で大油田が発見されたという。確認埋蔵量が4億トン、推定では10億トンも可能らしい。石油輸入国になった中国にとっては朗報だろうし、ますます大陸棚の油田開発に傾斜するかもしれない。

ところで、石油というと地下でどういう状態になっているかご存知だろうか。誰もが中学校ぐらいの理科の教科書で見た記憶があるポンチ絵ではないだろうか。それには地層の中心部に黒く塗りつぶされた部分が池のようになっていなかったか。ところが、地下の原油は液体として存在してはいない。地圧によって地下を構成する岩石の中に微細な粒子として閉じ込められているのである。仮に地下5000mの油層には50気圧という圧力がかかっている。この圧力が岩石の微細な隙間に原油と水とガスを閉じ込めているのである。これが掘削により地表の1気圧とパイプでつながった瞬間に、岩石の中の粒子がいっせいに噴出して地表に上がってくる。このとき静かに取り出せば問題ないが、岩石のかけらが掘削用の鉄骨などにぶつかって火花など散らしたものなら大変だ。それが噴出するガスに引火すると原油の火柱となって吹き上げるのである。これが暴噴と呼ばれるものである。

しかし、50気圧でもつぶれないシームレスパイプってすごいし、これからの油田開発は条件の難しいところばかりだから、原油高でコストがかかってもペイするので開発に拍車がかかるのである。そして世界一のシームレスパイプメーカーは儲かるのである。それは・・・。
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